藤枝は、前節・岡山戦では土壇場に同点ゴールを決められて非常に悔しいドローとなったが、先制された試合で一時逆転までもっていったのは今季初。前半の良くなかった流れを後半に盛り返し、左ウイングバックの榎本 啓吾が2得点を演出したことも含めて、収穫の多いゲームとなった。今節はその良い面を継続しながらホーム2勝目に結びつけ、勝ち切る力を身につけていくことがテーマとなる。
一方の千葉は開幕戦で勝って以来7試合勝利がないが、前節・徳島戦でも21本のシュートを放つなどチャンスは作れており、チームのシュート数はリーグ1位(1試合平均13.9本)。失点は藤枝と同じ13点(1試合平均1.6点)とやや多いが、1つのきっかけをつかめば波に乗る可能性を十分に持っている。
また、両チームには攻撃面で共通点がある。ポゼッション率が藤枝は60.5%でリーグ2位、千葉は58.5%で同4位と、どちらも自分たちがボールを保持して主導権を握ることにこだわっている。そして、藤枝の渡邉 りょうと千葉の小森 飛絢がどちらも5得点を挙げ、得点ランクの首位に立っている(小森は前節負傷交代)。
攻撃的なチーム同士の真っ向勝負で、どちらが多くのチャンスを作り、それを決めて勝利につなげられるのか。藤枝総合運動公園サッカー場では今季初の平日開催、初のナイトゲームだが、見どころたっぷりの一戦は少し頑張って足を運ぶ価値が十分にあるはずだ。
[ 文:前島 芳雄 ]


