アウェイの秋田は序盤戦で快進撃を見せたが、現在は2連敗中。この試合で立て直しを図る。吉田 謙監督の下、堅守速攻スタイルを磨いて上位進出を狙っている。
秋田は今オフで大きく選手が入れ替わったものの、揺るぎないスタイルは健在。相手を裏返すロングボールを効果的に使い、青木 翔大を先鋒とした速攻で一気にゴールまで迫る。水谷 拓磨が蹴るセットプレーや髙田 椋汰のロングスローも大きな武器だ。
一方、仙台は序盤戦こそ出遅れたが、伊藤 彰監督が守備を立て直したあとに攻撃の整備を進め、次第に攻め手が増えてきた。前節はユアテックスタジアム仙台で上位の大分を破り、ホーム連戦となる今節は連勝を目指す。
仙台は4月にケガなどで欠場する選手が出たものの、替わって出場した選手たちが活躍したことで武器が増えている。前節は相良 竜之介が強烈なボレーシュートで決勝点を挙げ、前々節・藤枝戦では昨季14得点を挙げた中山 仁斗が負傷離脱から復帰して今季初ゴールを決めた。攻撃の調子が上がっているところを、堅守の秋田相手にも証明したい。
ロングボールのこぼれ球など、球際での激しい攻防が予想されるこのカードでは、ピッチ中央でボールに多く触るボランチに注目したい。秋田はハードワーカー・諸岡 裕人や藤山 智史、ミドルシュートも狙える田中 裕人。仙台は力強いボールハンターのエヴェルトンや、パスセンスの高い鎌田 大夢。彼らの中盤での働きが、勝負のカギを握る。
[ 文:板垣 晴朗 ]


