前半の先制点を死守した町田が首位キープ。対する大宮は5連敗に
FC町田ゼルビア
GK 23
--PKストップが勝敗を決める大きなポイントになりました。自分がPKを与える形になったので自作自演です。自分で招いたことなので、自分で止めたいと思っていましたし、止めることでチームも活気づきます。そうしたギリギリの局面で結果を出せたことはとてもポジティブな結果です。 --外から見ているとキッカーとの間合いが合っていたように見えました。あの場面は冷静でしたし、最後まで見ようかなと思っている中で、一度右を踏んで左に飛ぶことは意図していました。相手がどのコースに蹴りたかったか、それは分からないですが、止めることができたという事実は大きいです。それによってチームも勝つことができたので、言うことはないのかなと思います。 --PKストップもあっただけに、最後は何がなんでも無失点で勝ち切る意識でしたか?相手もシンプルに放り込んできましたし、こういう暑い気象条件の中でもCBの3人がはね返してくれました。また、セカンドボールも拾ってくれましたし、チーム全員が1点を守り切るために体を張ってくれました。僕が最後の場面で準備ができているのは、チームのみんなが頑張ってくれている成果であることは間違いないです。チーム全員でつかみ取った勝利なのかなと思います。
--貴重な決勝点の場面を振り返ってください。左サイドから中にボールをつけて出ていく中で、平河(悠)に良いクロスを入れられれば良かったのですが、クロスをはね返されて、その後はマサさん(奥山 政幸)がしっかりとボールを取り返してくれた中でパスが出てきました。あとは落ち着いて流し込むことができました。 (反対サイドから右サイドに入っていったことは)あまり深く考えていませんでした。パッと見たときにファーサイドが見えたので、外から巻けばいいなと思っている中で決めることができました。 --終盤は守り切る展開が色濃くなりました。ベンチから3バックにしてはね返そうという意図が伝わってきました。相手もセンターFWとCBを上げてきて、高さを注入してきた中で、もう少し改善すべき点はありましたが、今日は無失点で終えられて良かったです。
大宮アルディージャ
監督
大宮アルディージャのサポーターもそうですし、町田から来てくださったサポーターの皆さんも、この戦いを盛り上げ、素晴らしい舞台を作ってくださりありがとうございました。最後まで手に汗握るゲームができたのは、皆さんの力があったからこそだと思います。本当にありがとうございます。 ゲームは連戦下で暑さもあった中、攻撃でも守備でも狙いどころをつけて戦おうとしました。たくさんの準備はできなかったので、多少チグハグした部分はあったと思いますが、選手たちはすごくよく戦ってくれたと思っています。ちょっとしたところで先に取られる形になってしまい、結果として後半は押し込む展開になりましたけど、追いつくことができずに終わってしまい、5連敗になってしまった。 選手たちは本当によく戦ってくれた。イメージをある程度共有しながら、ゴールに向かう、ボールを奪いにいくところをやってくれたと思っています。勝ちに変えるためにはまだ足りないということですけど、そこから逃げずに次に向けて準備したいと思います。
FC町田ゼルビア
監督
今日は多少気温が上がり、体力の消耗もある中で、選手たちがよく前後半ともに頑張ってくれました。前半はエリキやミッチェル デュークが奮闘した中で、良い形からゴールを奪えたことが町田のサッカーや勝利の方程式を築いていくためにも有効になりました。そういう意味では前半はパーフェクトな45分だったなと思っています。 後半に入ってからは1-0を維持しながら、同点にされないサッカーをしようという中で、頻繁に長いボールが飛び交う展開になりました。終盤は藤原 優大を入れて、5バックに変更し、後ろを1枚余らせるようなシフトを組みました。中盤のボールロストからPKを与えてしまった場面に関しては、まだまだ甘いなと思う部分もあります。ただ、ポープ ウィリアムがPKを止めてくれたことで幸運な部分もありましたし、彼の活躍を褒めてあげたいと思います。 最後は途中出場の5選手すべてがボールに寄せて、相手のフィードに体を張り、時間を使いながら1-0で勝ち切ろうというような町田のサッカーを志向してくれました。その結果、勝点3をアウェイの地から持ち帰れることが何よりもうれしいですし、3連戦のうち、まず2連勝を飾れたことも喜ばしいです。また、ここ5試合は失点が続いていたので、なんとしても無失点で終えようということをやり遂げてくれました。選手たちの頑張りに、称賛を送りたいと思います。
大宮アルディージャ
DF 5
浦上 仁騎
悪いところばかりではない内容なのに、そのゲームをモノにできていないのが僕たちの力だと思います。逆に強いチームは悪いゲームでも勝点1や3を持ち帰れるけど、僕たちは悪くないのに勝点がゼロで終わってしまっている。これが僕たちの現状だし、弱さ。それは受け入れないといけない。 ただ、それを受け入れながらも現状に抗って、ネガティブになるばかりではなく悪いところも反省して修正しながらも、良かった点ももちろんある。そこの精度を上げていければいいと思います。 --大量失点が続いているわけでなく、最少失点に抑えていながらも負けてしまう試合が続く中で、最終ラインの選手として思うことは?DFとしては、1失点で負けても3失点で負けても失点にはすごくこだわりというか、1失点でもしたくないもの。今日も僕らは1失点で相手はゼロ。これがどんな事故的な失点でも言い訳にはならない。それが僕たちの守備力の現状。大量失点していないことは悪くない部分だけど、もう1個上に行くにはその1失点を突き詰めてゼロにするために練習からやっていかないといけない。 --こういう状況で自身の中やチームに対して大事にしたいことは?人間、みんなそこまで強いわけではないので、勝てないとどうしてもベクトルが外に向いたり、良いことすら悪いことに見えてきたりしてしまう。責任が外に行きがちだと思うので、まずは自分のやるべきことを全員がやっていかないといけない。それは僕自身もそう。ここまで負けてしまっているけど、下を向いてしまうのか、勝つまでやり続けるか。僕は勝つまでやり続けるしかないと思うので、まずは絶対にベクトルを自分に向けて、人のせいにしない。その上で周りとのコミュニケーションが生まれる。自分のやるべきことをやってからだと思います。 --チーム内で視線の方向は合わせられている?決してバラバラになっていないと思う。みんなも「次のゲームは来るから、下を向いていないで切り替えてやっていこう」となっている。ただ、負けた事実をもっと受け入れないといけない。もちろん、切り替えることは大事ですけど、負け慣れてしまうとチーム内の厳しさがなくなってしまう。そこは十分に注意しながら、声をかけながらやっていきたいと思います。
FW 28
富山 貴光
--勝てていない時期が続いている中で感じることは?あと一歩のところだとは思います。ただ、そこが難しいところで、勝てていないとなかなか前向きな感じになれない。でも、ここでしっかりと踏ん張って、耐えるところは耐えて、決めるところで決められれば、勝点はついてくると思う。しっかりとそういうところを、細かい部分ですけど、チーム全員で勝利に結びつけられるようにやっていきたいと思います。 --いまのチームに対して思うことは?みんな頑張っていますけど、細かい部分、勝負どころで失っちゃいけない部分や体を張る部分、決め切る部分、そこがほんの少し欠けているだけだと思う。そのちょっとしたところが変われば勝点はついてくると思うので、焦れずにやるだけだと思います。