ただ、日曜日に14時から金沢とアウェイゲームを行い、当日中にバスで静岡に帰って中2日で迎える試合とあって、コンディション的にはかなり難しい戦いとなる。しかも前節でゴールを決めたキャプテンの杉田 真彦が累積警告で出場停止。ある程度のターンオーバーも必要になってくる中で、「いまいる選手全員でこの連戦を乗り切って、夏場、そして秋に向かって走り続けたい」と須藤 大輔監督は語る。
一方、大分としても、3連勝のあとで3連敗を喫しており、ここでなんとしても悪い流れを止めたいところ。前節・仙台戦では34分に退場者が出て、長い時間を10人で戦った。疲労がある中で、中3日のアウェイ連戦となるため、こちらもコンディション調整は難しい。ディフェンスラインでは香川 勇気とペレイラが出場停止となるため、「4バックにするということもあるかもしれない」と下平 隆宏監督は口にしている。[3-4-2-1]の藤枝にどのような形で対応するのかが注目される。
試合展開としては、どちらもポゼッション率が高いチームであり(大分がリーグ2位、藤枝が同3位)、そこでの主導権争いが第一の注目点となる。ボール保持で上回ったほうが体力の消耗を抑えやすくなるため、コンディション的に難しい中ではより大きな要素となるだろう。
その上で先制点を取った側がかなり優位になると予想されるが、先にチャンスを生かすのはどちらになるのか。自分たちのサッカーにこだわるチーム同士のプライドのぶつかり合いにも注目したい。
[ 文:前島 芳雄 ]


