ゴールデンウィークの3連戦を1勝2敗と負け越した甲府が、1勝1分1敗でイーブンの千葉をホームに迎える。リーグ戦の3分の1を終えて、甲府はJ1昇格プレーオフ出場圏の6位で、千葉は17位だが、混戦状態で28試合も残っており、ここからが勝負。今節は甲府が篠田 善之監督、千葉が小林 慶行監督と、今季新監督を迎えたクラブ同士の対戦となるが、ここ2シーズンは4戦4引き分けで勝負がついていない。
両監督ともに、ある選手名鑑の「注目しているチームは?」という質問にアーセナルを挙げており、アーセナルと同じ[4-2-3-1]を採用している。もちろん、見た目や表面を真似ているわけではない。甲府は[4-2-3-1]をベースに続けているが、千葉は前節・磐田戦では[3-1-4-2]でスタートするなど比較的変化が多く、今節はどんな意図でどんなスタートポジションを取ってくるのかは注目点。甲府はどこが相手でもスタートポジションを変えず、試合状況に応じて変化することが多い。千葉は磐田戦で[3-1-4-2]から[4-4-2]に戻す判断が課題になった様子。
前節、熊本に0-2で敗れた甲府は最終ラインの上げ下げのところで積極性を発揮できなかった点が課題の1つ。今節は先発に変化がありそうで、CBが井上 詩音、蓮川 壮大の23歳、24歳コンビになれば、経験値は少なくても積極性でチームに活力を注入できそう。千葉のブワニカ 啓太とのバトルも見どころ。また、筋肉系のトラブルで3試合欠場していた甲府のエース・長谷川 元希が熊本戦で復帰した。今節は先発の可能性もあり、彼の存在感がどうプラスになるのかも注目点になる。
[ 文:マツオ ジュン ]