試合を動かした山崎の闘志。大宮が終盤に追いつき、勝点1を拾う
ベガルタ仙台
--今季5点目となった先制点の場面について。うまく片方のサイドに寄せて、相良(竜之介)に(サイドチェンジが)入って、そこから内田(裕斗)くんがリスクを冒してオーバーラップをしてくれて、良いボールが来た。あとは僕のジャンプのタイミングとディフェンスの上から叩くことを意識して、ボールは見えていなかったのですが、タイミングもバッチリで枠に飛んでいきました。 --短期間での3試合が終わり、次に向けてどのように備えるか。まずは、体のケアです。自分も厳しいくらい走っているので、オフでおのおの自分なりのケアやリフレッシュに努め、オフ明けにしっかり100%リフレッシュした状態でみんな集まれるようにしたい。
MF 6
--サイドチェンジが先制点につながったことについて。彰さん(伊藤 彰監督)が「サイドチェンジを意識してほしい」ということで、逆サイドの意識しているポイントを見てほしいということも言われていました。自分たちがイメージしていたとおりにボールを受けて、その逆側を確認して、ここは有効だと思いました。 --今回の試合の反省点について。どのチームもハイプレスの時間帯があると思いますし、しっかりと自分たちがボールを持つ時間帯や、顔を出してパスラインを作ることなどのオプションを作ることが必要です。相手がハイプレスを掛けてきたときにも、冷静に対応することが大事だと思っています。
大宮アルディージャ
監督
勝点1しか取れなかった印象です。ここ最近はファン・サポーターに(勝利を)届けられていないので悔しかったです。ゲームに関しては前半、相手の攻撃がトレーニングしてきた形になることはなかったが、ウチの守り方でイケるなと思った。ただ、途中からロングボールが増えてきて、その対応で後手を踏むようになってしまった。これまでにラインの背後への対応で苦しんでいた試合もあった中で、今日もそこでペースを握られたと思っています。 後半は怖がらずに前へ行こうと。人数のかけ方、攻撃の仕方を前半とは少し変えた中で積極的に本当によくトライしてくれた。準備期間が2日の中でいろいろなことを選手に要求し、まずトライすることをトレーニングから示してくれたので、この勝点1を必ず次の甲府戦につなげられるようにしっかりとやっていきたいと思っています。 --試合後、両ゴール裏から“原崎コール”が響いていたが?やっぱりありがたいですね。昨季、途中で仙台を離れることになり、仙台のサポーターに挨拶する場がなかったので、非常に申し訳ない思いがあった。大宮では勝てない状況が続いている中で、監督交代にはヘッドコーチをやっていた僕や選手にも責任が間違いなくある。お互いのサポーターに対して申し訳ない気持ちがある中で名前を呼んでいただいたのは非常に感謝しています。
ベガルタ仙台
監督
前半の入りから、われわれの守備やアタックのところでは、自分たちが用意してきたことはしっかり出せていたと思っています。特に1点目のシーンは、われわれとしては準備してきたことで点を取れたので、それを後半にしっかりつなげたかったところと、より一層後半のところでもっとギアを上げなければいけなかったところ。それが追加点を取れなかったことによって、今回は後半の流れを相手につかませてしまったことが本当に残念で仕方がありません。 --後半にプレッシャーが掛からなかったことについて。プレッシャーがハマらなかったことは前半にもあったので、それよりも自分たちがボールを握る時間がなかったことが絶対的な条件だったと思います。相手にそこをやらせ、自分たちがボールを放棄してしまったことが、最終的にプレッシャーが掛からない状況につながったと分析しています。 --5バックに変えたものの、クロスから失点したことについて。ボール保持者に対してプレッシャーを掛けなければいけません。5枚になったときはクロスが上がってくる可能性があるので、サイドの守備はやはりボールをしっかり自分たちが握れない状況だとあのようになると思います。
大宮アルディージャ
MF 13
山崎 倫
--ゴールを振り返って。相手のちょっと後ろにいたけど、オカニー(岡庭 愁人)がクロスを上げると信じて、蹴った瞬間にちょっと前に出てポンと触った感覚です。見た瞬間には枠に入っていたので、「きた」と思いました。 --プロ初ゴールでもありますが?素直にうれしいのと少しホッとした。もう14試合も出ているのに1点しか取れていないので、もっと増やしていきたい。時間はかかってしまったし、初ゴールがヘディングは想定外だった(笑)。本当は足で決めたかったけど、それも俺らしいと思います。
MF 7
小島 幹敏
--ボランチの2人を中心にボールをつなぐ意図をかなり感じたが?原崎さん(原崎 政人監督)に代わって攻撃が完全にシフトチェンジした。多分、ああいうサッカーになります。 --やってみた感想や手ごたえは?立ち位置は決まっているけど、俺とシバ(柴山 昌也)が自由に動いたほうがボールは回る気がする。でも、ゴールが大事であって、回すことに固執しない。相手のラインが高いなら蹴ってもいい。ベースがありつつ、プラスαで背後を狙っていければいいですね。 --後半のほうが押し込めていたが?仙台さんが完全にプレッシャーに来なくなった。それが大きかった。それでつなげるようになって押し込めたし、セカンドボールを拾えていた。後半のようなサッカーができれば上に行けると思います。 --ゴールのにおいもしたが?強くなってきたと思います。俺とシバがシャドーっぽくなるので、ゴール前に入ることも大事だと思う。もっと入っていっていいと思う。そうなるともっと得点のチャンスは増えると思います。 --変わっていけそうな感覚はある?ここからだと思う。まだ(原崎監督の就任から)2日だから。まだまだゴール前のクオリティーは低いし、ミスが多い。だから、しっかりと回してゴール前のクオリティーを出していく練習が必要だと思います。
MF 15
大山 啓輔
--ボランチを中心にボールを動かすところが一番変わったところだと思うが?そんなに多くを監督とはまだ話していないけど、起用してもらえたということはそこを大事にしていると思っているし、ハラさん(原崎 政人監督)からも「勇気と自信を持って」と。もちろんつなぐことが目的でなくゴールを奪うことが目的だけど、そのためにどうやっていくのか。簡単に相手ボールにしないということはハラさんも考えていること。それを体現できるように勇気を持って、自信を持ってやれればいいと思って入りました。 --今後に向けては?ハラさんが言うように、監督が代わればすべてが良くなることは絶対にない。ここ数年、自分たちが続けてきている結果を選手一人ひとりが重く受け止めないといけない。結局、ピッチで戦うのは選手で、どんな戦術でも良し悪しがある。勝てばそれが正解になるので、自分たちで正解を出していかないといけない。やるのは選手だから責任を感じている。全部が監督からの指示というわけにはいかないから、ピッチでしゃべって考えて周りを動かして能動的にやっていきたい。