千葉は6勝5分6敗の勝点23で14位。今季から指揮を執る小林 慶行監督の下で組織を整備中。もともと昨季まで構築してきた堅実な守備組織があり、GK新井 章太や鈴木 大輔といった経験豊富な守備陣がチームを引き締める。直近3試合はいずれも1-0と、3戦連続無失点で、僅差の勝負をモノにしている。
千葉が連勝を伸ばすためには、さらに得点力を増したいところ。ルーキーの小森 飛絢はラストパスへの反応が鋭く、前節・栃木戦でチームトップの6点目を挙げた。前線で力強さを発揮するブワニカ 啓太、ボランチから決定機を作る見木 友哉にも注目だ。
仙台は6勝6分5敗の勝点24で12位。昨季終盤に就任した伊藤 彰監督の下で守備の整備からチーム作りをスタート。序盤戦はなかなか攻守のバランスが整わず苦労してきたが、徐々に内容と結果が改善されつつある。キャプテン・小出 悠太や高さに強みを持つ菅田 真啓が中央のエリアで危険なスペースを消し、広範囲を動けるエヴェルトンと鎌田 大夢のボランチが試合をコントロールする。
ただ、仙台も現在は攻撃面での上積みが必要なところ。ここ2試合は1得点止まりなので、複数得点のためにボール保持の時間や決定機の回数を増やしたい。前節・大宮戦では追加点を取れないうちに追いつかれ、連勝が『2』で止まった。郷家 友太や相良 竜之介といった2列目の選手たちが得点力を増しているだけに、前線の山田 寛人や氣田 亮真もゴールを増やせるかが問われている。
[ 文:板垣 晴朗 ]


