アウェイの磐田は、横内 昭展監督の下、バランスのとれたチーム作りを進めている。前節・秋田戦では、攻守のバランスをコントロールするボランチが活躍した。藤原 健介がJ初ゴールを決めれば、相棒の上原 力也も鮮やかな追加点。ミドルシュート2発でリードを広げ、広範囲をカバーできるリカルド グラッサを中心に無失点で終えた。
磐田はバランスのとれたポジショニングを基本としながら、攻撃時には大胆な仕掛けを見せる。左SB松原 后の持ち上がりや、金子 翔太の高い技術を生かしたチャンスメークに注目だ。
ホームの仙台は、伊藤 彰監督の下で緻密な組織を構築し、多くの人数が関わる攻守の動きを見せる。序盤戦は苦労したが、第15節以降は4勝1分。前節は堅守の東京Vから、PKで中島 元彦が、CKのこぼれ球から菅田 真啓が決めて複数得点。GK林 彰洋の好セーブ連発などもあって失点をゼロに抑え、自信を得て今節に臨む。
仙台はボランチ・鎌田 大夢の変幻自在のパスや、氣田 亮真の鋭い突破など、攻撃の仕掛けが豊富。こうした武器を組み合わせて、緩急自在の攻撃で磐田に挑む。東京V戦や天皇杯2回戦・藤枝戦で結果を出したセットプレーも相手の脅威となる。
磐田の上原とジャーメイン 良は元仙台であり、仙台の中山 仁斗と伊藤監督、渋谷 洋樹ヘッドコーチが元磐田、という縁にも注目したい。
[ 文:板垣 晴朗 ]


