両者ともに前節は敗戦している。リーグ前半戦のラストゲームで勝利をつかみ、互いに後半戦に向けてはずみをつけたいところだ。
山口は現在20位で、勝点が試合数を下回っている状態だ。フアン エスナイデル監督の初陣となった前節は甲府とアウェイで対戦した。前半は上位の甲府と互角に渡り合ったが、57分に高橋 秀典が2枚目の警告を受けて退場したあとに4失点。反撃できずに0-4で大敗した。
フアン エスナイデル監督は「前半は本当に良いプレーができ、プレッシャーの掛け方は素晴らしかった。われわれのやりたいことは結果を待つのではなく、プレッシャーを掛けてボールを奪い、自分たちから結果をつかみ取りにいくこと」と話している。
一方の仙台は8位につけている。前節は同じ勝点で並んでいた磐田と対戦。終始リードを許す展開を強いられると、最後は反撃も一歩及ばず、2-3で6試合ぶりの敗戦を喫した。伊藤 彰監督は「最後のクオリティーというところで、クロスやゴール前の崩しでもう1つレベルアップしていかないといけない」と話す。下位の山口と対戦する今節は、確実に勝点を積み上げたいところだろう。
試合の見どころとしては、やはり新監督を迎えた山口がどのような戦いを見せるかだ。山口にはこれまでも前から奪いにいく積極性があったが、“ハイライン・ハイプレス”を掲げる新監督の下で、さらにアグレッシブな戦いになりそうだ。ホームのサポーターに自分たちが変わった姿を見せ、ここから巻き返すという意思を示したい。
[ 文:田辺 久豊 ]


