藤枝は前々節・甲府戦で1-4、前節・磐田戦で1-4と、目標とする6位以内のチームに連敗。どちらの試合も特に守備力の差、相手のスキを見逃さない力の差が大きく結果に影響し、上位の壁を痛感させられた。ただ、これまで中位以下の相手にはそれほどの差を感じることなく、複数得点で勝利することもできている。今節は5試合ぶりとなるホーム戦勝利を挙げて、その力を証明することがテーマとなる。
一方の金沢は4連敗していた中でも内容に手ごたえがあり、サポーターの熱い後押しも受けながら自分たちの戦い方を続け、前節で仙台に2-1で勝利。チームの自信と勢いを取り戻す意味でも大きな1勝となり、柳下 正明監督は「こういうゲームを毎試合やれば、サポーターの人たちも喜んでくれる」と語った。
サッカーのスタイルは異なるが、どちらも攻守にアグレッシブな姿勢を持っているのは同じ。藤枝の須藤 大輔監督も「われわれの戦い方を徹底することが大事」と語っており、自分たちのスタイルをぶつけ合う中でどちらが優位に立てるかが注目点と言える。
また、藤枝の渡邉 りょう(13得点)、金沢の杉浦 恭平(9得点)という両チームのトップスコアラーがどちらも前節でゴールを決めて、良い感触をつかんでいる。きっ抗したゲームで勝利をつかむためには、決め切る力も重要になるため、両エースの働きも見どころの1つになるだろう。
[ 文:前島 芳雄 ]


