藤枝は10勝6分11敗の勝点36で10位。J2昇格初年度でも“超攻撃的スタイル”を貫き、存在感を発揮している。鋭いプレッシング、前を向いて仕掛けるドリブル、巧みに相手のズレを突くパスと前向きな姿勢が光る。左サイドのドリブラー・榎本 啓吾、攻撃のアイディアが豊富な横山 暁之らタレントを生かしたい。
藤枝にとって痛いのは、この試合を前にチームトップスコアラーの渡邉 りょうと右サイドのドリブラー・久保 藤次郎が移籍で抜けたこと。だが、スタイルそのものは変わらない。素早い身のこなしの矢村 健ら、チャンスを得る選手の活躍が望まれる。
仙台は8勝8分11敗の勝点32で15位。今季は守備からチームを構築して進めてきたが、直近5試合は複数失点が続いている。2試合前から指揮を執る堀 孝史監督の下、前節・東京V戦で3得点した攻撃面は前進しているが、守備面の立て直しは急務。攻撃的な藤枝を抑えれば自信になるはず。経験豊富なGK林 彰洋、高さと強さではね返すCB菅田 真啓らの奮起に期待したい。
仙台の攻撃面では、前節にホ ヨンジュンが2得点を挙げ、新戦力の松崎 快も加入後初出場となった前節で早速アシストを記録。彼らに続いて活躍する選手が出ることで、8戦勝ちがないチームを復調させたいところだ。
[ 文:板垣 晴朗 ]


