東京Vは先制点を奪えば14勝1敗。その勝率はリーグトップの9割3分3厘を誇る。それを支えるのはリーグ最少失点を誇る堅守。しかし、前節・岡山戦は先制を許すどころか、今季二度目の3失点を喫して敗れた。試合後、城福 浩監督は「われわれがスタンダードにしている守備をしっかりとできたのかというところは、見直さないといけない試合になりました」、「われわれらしい守備ができなかったところは、もう一度取り戻さないといけないと思っています」と、あらためて守備を見直すことを表明。この金沢戦に向けてどんな守備の修正を施してくるかは注目となる。
金沢は先制点を取れば9勝1分と負けなしで、勝率9割を誇る。これはリーグでも3番目に高い数字だ。東京Vとは違って失点数はリーグで5番目に多いが、先に点を取った試合の平均失点は0.7。柳下 正明監督はその要因を常日頃から「先制すれば落ち着いてチームの狙いができる」と話している。
逆に両チームが先制を許した場合、東京Vは1勝2分8敗と逆転勝利が一度しかなく、大きく負け越している。金沢に至っては3分17敗と一度も逆転勝利がない状態。この試合の先制点の重要性はデータが雄弁に語っている。
[ 文:村田 亘 ]