順位表を見れば、5位・長崎から11位・千葉まで勝点3差で大混戦となっている。大分は2位・磐田と8ポイント差で、残り9試合の逆転にはギリギリのライン。甲府は2位・磐田と10ポイント差で、残りの対戦相手の顔ぶれを見れば、現実的には大連勝して追い詰める可能性は小さいと言わざるを得ない。
甲府も大分も自動昇格をあきらめてはいないが、J1昇格プレーオフ進出を確実にしながら、1つでも上の順位を目指す戦いとなるのではないか。そのためには試合内容と結果を向上させることが必要。甲府は下位に負けてきたが、前節はアウェイで仙台とスコアレスドロー。この引き分けを自信にして、チーム力を向上させていくか。夏の移籍期間でクリスティアーノ、中村 亮太朗、松田 陸らを獲得しているが、彼らが加入後未勝利。明らかに大きな武器になっている個の力を勝利につなげられていない現状だが、篠田 善之監督がチームの最大値をどう見つけるのか。5人交代を含めて、一定以上の戦力がありながらも結果が出ていない現状打開の采配が注目されるのではないだろうか。
[ 文:マツオ ジュン ]
