今回もゴールラッシュ。大勝を収めた清水がJ1昇格へ大きく前進
清水エスパルス
前半の立ち上がりはずっと押されていて、相手の勢いもありました。前からプレッシャーを掛けられている中で、なかなか打開策がありませんでした。その中で前から来る相手には背後が空いてくるので、そこはゴンちゃん(権田 修一)も感じていたことだと思います。あの場面は2人の意思が合った背後のプレーだったと思います。あの1点目が生まれたのは大きかったです。 (1点目の)あの角度は得意な角度でした。去年のアウェイの(J1第11節・)湘南戦でもあの角度で決めているし、今年のホームの(J2第14節・)いわき戦でも同じようなところで決めているので、あの角度は自信を持っていました。本当はファーを狙ったが、GKの正面に行ってしまった。だけど、逆にそれでGKも迷ったと思います。 最近は守備から入って、まずチームために頑張って、ゴールはご褒美で転がってくるという感覚でやっています。2点目は特に良いところに転がってきたので、ご褒美だなと思いながらシュートを打ちました。
いわきFC
監督
たくさんの方に来ていただきありがとうございます。7点決められて、もしかしたら情けないと思った人もいるかもしれない。残念と思った人もいれば、「いわきFC、弱いな」と思った人もいたかもしれません。僕としてはハーフタイムに1-3の状況から3点を取りにいくことに舵を切りました。最後まで選手はファイティングポーズを取ってくれました。選手を誇らしく思う。今日に向けて、もし戦術を変えて守備的にシフトして、セットプレーで1点を取って勝つ手段もあったと思います。ですが、僕の中でその選択肢はなかったです。それをやった先に何もないと思っていた。結果的に大敗したのは僕の責任です。その舵を切ったことが正しかったのか、記者会見中も自問自答しています。守って試合をすることは僕のセオリーではなかったです。 --途中で布陣を変えたことについて。先に相手が変えてきた部分もある。相手はクオリティーが高いチームなので、時間とスペースを与えないことが大事だった。リスクもあったけど、ミラーゲームのような形にしました。
清水エスパルス
監督
この福島の地まで2,000人以上、われわれに昇格してほしいと思うサポーター・ファミリーが力強いエネルギーとパワーを与えてくれました。点数差ほど簡単なゲームではなかったし、いわきはフットボールの真髄を存分にぶつけてきてくれました。だからこそ、われわれもそれに対して正面から相手を走力で上回るとか、球際の厳しさとか、1対1のバトル、そうしたものを存分に発揮しながら、その中で判断力、クオリティー、アイディアみたいなもの。さらに相手より長い距離を出ていくとか、そこに対するスピードで上回ってくれたと思います。 本当に見ごたえのある、お互い今後成長するであろうという素晴らしいゲームだったと思うので、こういうゲームをあと3試合できるように。特に、われわれはこのあとホームに帰って2試合できるので、こういうフットボールの真髄みたいなものを存分に発揮しながら、その中で止める、蹴る、運ぶ、外すのクオリティー、判断、そうしたものができるように引き続きやっていきたいです。 --前半にフォーメーションを変えた理由は?相手が[3-5-2]で来ていて、自分たちは[4-1-4-1]だと思っていた中で、少し違った入りをされ、CB、ボランチがずっと2対2でさらされている状態で、その中で押し込まれていました。それであれば、われわれも3枚で受けたほうがより能力を発揮できたり、システムのミスマッチを受けずにすむと思いました。そういう能力を持っている選手たちがパッと切り替えられる。いまサラッと言っているが、フットボールはそんなに簡単ではない。パッとすぐ体現してみせ、その中ですぐ修正して落ち着かせて、ゲームを安定させる能力の高さやインテリジェンスの高さ。あらためて選手たちの柔軟性、対応力が素晴らしいと思わせてくれたゲームだったと思います。
いわきFC
DF 4
家泉 怜依
個人の守備のところは成長を感じた。空中戦や相手に強く当たるところは良かったが、ロングボールが1本来たところの対応や縦パスが引っかかったりしてしまった。良いところより悪いところに目を向けていきたい。最近は調子よくいっていたので、今日それが見えて個人としては良かったところもある。 --後半、サイドから狙われる場面が散見されたが、許容範囲なところもあったか?前に行ってミスをしたら、カウンターを受けることは当然だった。「リスクはあるから守れるように」と監督から伝えられていましたが、前が攻める状況で後ろがリスクマネジメントをしたかった。裏に走られて失点することが多くて、仮に裏を取られなくても失点しているということはコーチングやラインコントロールが足りなかったと思う。相手の失点が少ないのは、そういうことがしっかり全体で整備されているからだと思う。
FW 17
谷村 海那
自分のプレーを評価することは難しい。得点場面は欲しいところに有田 稜選手がパスを出してくれて良かったです。前半も後半も攻撃的にいく方向性は変わらず、3バックで挑むことに変わりはなかった。 --どういうところに差を感じたか?大きなレベルの差を感じた。チームとして苦手なところを突かれたり、試合が進むにつれてレベルの差を感じて、パスとかドリブルのミスが失点になった。自分たちにもチャンスがあったが、そこの差は大きかった。