熊本が今季初の逆転勝利。J2残留へ大きく前進
ロアッソ熊本
相手の守備で、最初は自分たちがボールを運ばせてもらえなかった部分もあったんですけど、(前半の)最後にセットプレーから1点返せて、試合は分からなくなったと思いました。あれだけ押し込まれている中でも、セットプレーで取れたことでラクになったと思います。 --前半を1点に抑えたことも大きいのでは。もちろん自分が止めた部分もありますけど、ほかの選手もみんな体を張っていたし、ゴール前では簡単にやらせない、粘り強い守備ができたんじゃないかと思います。 --残り2試合に向けて。仲間と一緒に自分ができるだけ守って、なるべく無失点で終えれば負けることはないので、しっかり今季を締めくくれるように、良い練習をして試合を迎えたいと思います。
FW 10
--得点場面について。コースもそんなにハッキリは見えていなかったんですけど、ボールを受けたときにワンタッチで中を向けて、いつもシュート練習している場所の感覚があったので、打てると思ったんだと思います。だから足を振ろうという選択ができました。 --後半から流れを引き寄せることができたのは?相手もフォーメーションを変えたりして、守備のやり方も変わったりしたんですけど、前からプレッシャーに行けるようになって、後ろの選手もやりやすくなったと思います。 --残りの2試合に向けて。毎回同じですけど、同じメンタリティー、同じモチベーションで残り2戦も戦いたいと思います。
清水エスパルス
監督
もう見てのとおり、この敗戦は返ってきません。これをいまさら四の五の言ったり、矢印をどこかに向けても意味がない。ここからどういう振る舞いをするのか。ドレッシングルームで選手たちとも話をしたし、ここまで40節まで来てバラバラになるなんてあり得ません。 最後の最後までサポーターが、選手が周っているときまで「俺たちがついている」と声援を送ってくれたので、あの声に応えなければフットボーラーではないと思っています。ラスト2試合、どれだけまとまって、より強い一体感、団結力を出せるかどうか。このゲームを振り返るよりも、そこに最大限の焦点を当てたいと思っています。 必ず1週間、最高の準備をして、もう一度われわれはホームで戦うことができるので、あの大声援に応えるためにも、そして彼ら彼女らとともに最後の最後まで必死に戦うためにも、昇格するためにも、また顔を上げてしっかりと自分たちに矢印を向けながら、最高の準備をして戦いたいと思います。 --後半の流れはどうだったか?相手に崩されたとか、押し込まれたというよりは、自分たちのミスからのカウンターだったり、セットプレーだったところがあります。ファウルかなと足を止めたり、マイボールをイージーな失い方をしたり、もう一度そういったところ。フットボールはミスが必ず起こるものですが、1つのミスからスルーパスでゴールを奪われるとか、1つのミスからCKから失点しているように見えました。 ミスが失点につながらないように、二重、三重にフィルターがかかるように。必ずミスは起こるので、その後の対応の仕方だと思います。フィルターがかかった上で点を取られるのと、そのままゴールを決められるのとは違うと思っているので、そこをもう一度しっかりと反省を踏まえて、映像を見返して選手と修正したいと思います。
ロアッソ熊本
監督
サポーターの皆さんが清水まで応援に来てくれて、本当に心強かったですね。ありがとうございました。ゲームは勝てて良かったです。まだ2つありますので、しっかり頑張っていきたいと思います。 --今季初の逆転勝ちです。前半アディショナルタイムに追いついて、後半につなげることができましたが、これまでのゲームとの違いは。逆転したことだけですね。もっと言えば、これくらいの力はあるということ。それは選手が分からなければいけないということ。 --阿部 海斗選手を先発で起用しましたが、同点ゴールも含めてのプレーぶりは。ポジションがハッキリしていたので、プレーしやすかったと思います。でも、まだまだやらなければいけないですね。 --最終的には前半を1点に抑えました。ボールを奪われても奪い返す場面を含め、ゲームを通じての守備の評価をお聞かせください。良かったと思いますね。
清水エスパルス
GK 57
権田 修一
ハーフタイムに言っていたのは、前節も3点を取って1点取られて終わったということ。ただ、前節は後半にそこから4点取ったが、今日はそれができませんでした。ハーフタイムでもう1回盛り返すというエネルギーがなかったと思います。 ここから3連勝したら昇格できるという力がまだなかったんだなというのが、今日の試合で分かりました。ただ、自分たちの目標は昇格すること。ポジティブに考えると、負けたことでもう1つ強くなれるのかなと思うし、強くならないと上がれないと思います。 今日、どちらが良いサッカーをしていたかと言われると、熊本のほうが良いサッカーをしていました。自分たちは2つ前に磐田に勝って、いわきに勝って、自分たちは強いかなという感覚があったかもしれません。でも、後ろから見ていたら熊本は1歩が速かったし、セカンドボールの反応も速かったので、ゴール前で体を張るところも彼らのほうが張れていました。 でも、自分たちは強くなくてJ2に落ちている中で、1年間で最後まで強くなる試練をもらえるということはチームにとってポジティブだと思います。ここからを楽しみにしてもらえたら。もう1つ強くなるんじゃないかなと思います。
MF 14
白崎 凌兵
試合の中で重要な時間帯とか場面で、自分たちにミスが出てしまいました。前半のラストもそうだし、相手にパワーを与えてしまいました。前半の感じでは、相手はできることがほとんどなくなっている状況だったし、自分たちがやりたいようにやれていたと思います。ただ、細かいところで試合の途中から少しずつイージーなミスが出てきて、そういうところで甘さが出てしまいました。点を取れるような場面もありましたが、今日に関しては自分たちは点を取れなくて、相手は少ないチャンスを決めてきたという印象です。 後半の失点のタイミングも悪かったと思います。相手からすれば、前半しんどいゲームで最後に点が取れて、「後半よしいこう」という中で早い時間で点が取れた。勢いが出るような展開になって、自分たちからしたら試合を握っていたはずなのに、気づいたら逆転されていました。3点目も良いゴールでしたが、自分たちが失っているところから始まっていました。 あきらめていないし、やるしかありません。こういう状況にしたのは自分たちで、サポーターが応援してくれているのは自分たちの耳には届いているし、自分たちができることはとにかく残り2勝することだけ。今日の試合の中で、どんなに良くても少しの緩みでゲームは変わるというのをより痛感しました。一度逃した流れはそう簡単には戻ってこないというのも分かっていましたが、これを生かさなければいけないと思います。