ホーム3連戦の最終戦となる藤枝は前節、大宮と対戦した。68分まで2-0でリードしていたが、ミスからの失点でリズムを崩し、退場者も出して土壇場で逆転負け。J2残留を決められず、トップハーフ入りも遠のいてしまった。しかも、カードが多く出て、今節は横山 暁之、鈴木 翔太、小笠原 佳祐の3人が出場停止。チームの底力が問われる正念場を迎えている。
逆に特徴の異なるフレッシュな選手が入ることで「どんな化学反応が起きるかが楽しみ」と須藤 大輔監督は言う。今季これまで培ってきたチームの良い面を継続しつつ、選手層の厚さを示して新たな魅力を見せられるかが大きなテーマとなる。
対する水戸は前節、ホームで群馬との“北関東ダービー”に臨んだ。良い入りを見せて先制点を奪ったところまでは好感触だったが、「点を取ってから消極的になってしまった。後半はキワの対応やセカンドボールの争いで若干差が出た」(濱崎 芳己監督)という反省が出て、逆転負け。今節で相まみえる藤枝もアグレッシブで球際が厳しい相手なので、その修正は欠かせないだろう。
直近4試合は勝利がないが、その前は3連勝。良い流れを取り戻すためにも、自分たちらしい戦い方で勝利をつかむことが重要になる。
藤枝は勝点1でも積めば自力での残留が決まるが、ホームで勝って決めたい。水戸は勝てば自力での残留が決まり、藤枝より上の順位に行くことができる。どちらにとっても、消化試合ではなく、自分たちの成長につながる重要な一戦となる。
[ 文:前島 芳雄 ]


