清水はこの試合で勝利を収め、3位・磐田、4位・東京Vが敗れると2位が確定し、J1昇格が決まる。ただ、東京Vの試合が翌日に開催されるため、それまで結果を待つことになる。もし、磐田と東京Vが引き分けでも、得失点差の関係で最終節によっぽどのことがなければ昇格が決まるため、実質ほぼ決まりだ。ただ、逆にこの試合で引き分け以下だと、最悪の場合4位への転落もありうる。
対する大宮はこの試合で引き分け以下だと、21位以下が確定する。勝利を収めた場合でも、栃木、いわき、山口の全チームが勝利すると21位以下が決定する。しかし、21位であっても、J2クラブライセンスを保持していないFC大阪がJ3で2位以内に入ればJ3降格はまぬがれることになる。
ともに将来が懸かった試合になるが、両チームとも前節は完敗に終わっている。清水は“静岡ダービー”となった明治安田J2第38節・磐田戦にしぶとく勝ち、前々節はいわきに7-1と大勝。勢いをつけた中で前節は熊本に逆転負けを喫した。磐田と東京Vの直接対決が1-1のドローに終わったため、清水は辛くも2位をキープしている。大宮も4連勝と調子を上げた中で前節は甲府に0-2の完敗を喫した。甲府戦後には「一番良くない結果になってしまったのは悔しい」と原崎 政人監督は話した。
前回対戦では清水が序盤から圧倒し、乾 貴士、カルリーニョス ジュニオ、神谷 優太の今季初ゴールで3-0の快勝。今季初めて連勝を飾った試合だった。清水はホーム最終戦。有終の美を飾り、今季最高の『勝ちロコ』で締めたい。
[ 文:田中 芳樹 ]

