枠内シュート6本で4得点。横浜FCが攻撃面で格の違いを見せる
横浜FC
結果的には4-0になりましたけど、チームとして立ち上がりもあまり良くなかったと思います。それでもセットプレーから点が取れるのはチームの武器だなと、あらためて感じました。結果的に良かったです。 --前回対戦で悔しい思いをしただけに、いわき戦で先発というのも特別な思いがあったのでは?そうですね。みんなからも「天敵だ」とか言われました(笑)。自分の中でもやはり思うところはありましたし、「やってやろう」という気持ちだけで臨みました。しっかりゴールも決めることができて本当に良かったです。 --“天敵”の加瀬 直輝選手との再戦はどうでしたか?同い年だし、前回やられて本当に悔しかったので、今日は攻撃でも守備でも絶対に負けないという気持ちで臨みました。そういう意味では、楽しかったですね。守備ではまだまだ課題はありますけど、最低限のことはできたかなと思うので、この経験を次に生かしていきたいなと思います。 --自身のゴールシーンを振り返って。最初に僕のところにボールが流れてきたときにすぐに打とうかなと思ったんですが、右で打ちたくて、結局打つことができなくて。でも、そこで相手がかなり食いついてくれて、もうシュートのことしか考えていなかったですけど、切り返して振ったら決めることができました。 --ゴール前にかなり人も多かったかと思うが。右で打てなかったタイミングで(中村)拓海が見えていたので、落としてワンタッチのボールを出そうかなと迷いました。でもそれ以上に自分がという気持ちが上回りましたね。あのエリアで切り返して、シュートという形は自分の中にもともとあるので、それを今日出せて良かったです。 --ゴールのあとは、いろんな選手に頭を叩かれていましたね(笑)。はい(笑)。まあ「やっと取ってくれた」みたいな感じでみんな喜んでくれました。僕自身もやっと(加入後初ゴールを)取れたので、良いきっかけにしたいです。
いわきFC
監督
ナイトゲームで4,796人の方に来ていただき、失点しても大きな声援を送っていただき感謝しています。結果は0-4でその責任は監督にあると思っています。横浜FCのクオリティーはさすがJ1を経験している選手が多いだけあると思いました。 --棚田 遼選手を先発起用して感じた効果は?リハビリを経て少しずつ試合時間を増やして、今日はプレーの可否を問わず45分と決めていました。戦力として数えるために試合に慣らすことが今日は大事だった。谷村 海那選手の疲労とかもあって、彼も試合に出すことについては見極めていました。有馬 幸太郎選手、西川 潤選手、棚田 遼選手のユニットでできることが見えて、できないことも見えた45分だった。 --4失点と崩壊した要因は?一発のクオリティーですね。それは前節(直近のJ2第19節)の長崎戦でも感じました。スキを逃さないクオリティーはさすがでした。一瞬のトランジションとかボールウオッチャーになるところとかを逃さず仕留めるところは相手に分がありました。いつもよりライン設定とか、プレッシャーを掛けることは細かく決めていました。例えば福森 晃斗選手の対応とか。それをやったから4失点だったのか、もしリトリートしていたら4失点しなかったのか、それは分からない。リトリートしたら得点は取りにいけなかった。ミドルサードで構えたことや連戦も考えて今日の戦法をとりました。すべて今日の最終決定をした監督の責任だと思います。
横浜FC
監督
このハワイアンズスタジアムは初めてでしたが、雰囲気が素晴らしく、横浜から多くのサポーターが駆けつけてくださったことも非常に力になりました。結果的に大勝できたことを非常にうれしく思いますし、感謝しています。 ただ、内容的には本当に苦しんだゲームでした。特に前半はプレッシャーがうまく掛からず、相手の縦パスが入るような状況が多かったので押し込まれる時間帯も増えてしまいました。攻撃でも相手のプレッシャーをうまくはがして前進することができず、自陣で守る時間帯も多くなりました。ただ、粘り強くしのぐことができて、セットプレーから1点取って試合を折り返せたことは非常に大きかったです。 後半は守備のところを修正できて、奪ってからカウンターという形で大きなチャンスをたくさん作り出すことができました。その中で追加点も生まれて、試合展開としては非常に余裕を持って試合を運ぶことができたと思います。終盤の進め方に関しては、選手も守備への意識をおろそかにせず、さらに追加点を取りにいく姿勢を出せて、結果的に4-0で勝つことができたことは非常に良かったと思います。 まだまだ課題もあって、シーズンを戦いながら克服していかなければ強いチームになれないと思っています。そこはしっかりと選手とも共有して、次の試合に向けてまたしっかりと準備、積み上げをしていきたいです。 --ハーフタイムに行った守備の修正は?中盤の中央のスペースを使われていたので、そこをしっかりと抑えること。その上でプレッシャーを前の3人と連動させて掛けにいくことを伝えました。 --前節・熊本戦に続いて、前半戦でドローだったチームから勝点3を奪えたことについて。本当に紙一重だと思うので、怖いなと思います。必ずしもこういうことが毎回起こるものではないと思っているので、またしっかりと気を引き締めて次の試合に臨みたいです。
いわきFC
FW 28
棚田 遼
試合の入りも良くて2トップにボールも入る場面が多く、そこからシャドーが追い越したり関わったりと良い場面を作れていた。先制されてから相手の流れになってしまった。前半はシュート2本で終わったので、しっかりシュートで終われたら良かった。 --その2本の中から1つ良い形で終わる場面もあった。クロスからニアサイドに入ることができて、タイミングも合った。相手に当てずにシュートすることも技術だと思う。受けてターンして持ち運ぶ自分の良さを出していけるようにしたい。 --パスワークからスペースを見つけて受ける位置が良かったと思うが、手ごたえは?ポジショニングは良かったと思う。相手にとってイヤな立ち位置を取れた。でも、サイドに流れてしまうことが多かった。FW起用だったのでもっとゴールに近い位置で受けたい。
DF 34
大森 理生
--0-1から始まった後半で2失点目が大きく影響したか?最後のキワのところと自分たちの守備と相手の攻撃のクオリティーの差が失点につながった。自分たちのチャンスで得点できずに終わったところも然り。失い方が悪く、守備の対応も良くなかった。余裕がない状態でも守れる力がまだ不足している。いろいろな積み重ねが4失点になった。 --カウンターからの失点が続いているが。今日に関しては攻撃のクオリティーの低さから不用意なボールロストをした。相手はしっかりパスを通して、いやらしいところに走ってボールを入れて、攻撃を仕掛けてきた。受ける選手も自信を持って狭いところでも受けていた。質の差が出てしまった。でも、手も足も出ない相手ではなかったと思う。自分たちで落としたゲームだった。