鹿児島は明治安田J2第17節・藤枝戦から5試合負けなしで16位に浮上したものの、その後の4戦は1分3敗と低調で、現在は降格圏内の19位に沈んでいる。
前節はホームで藤枝と対戦し、2-3で逆転負け。28分にオウンゴールで先制したものの、7分後に追いつかれる。前半終了間際に逆転を許し、58分に3失点目を喫した。80分に有田 光希が一矢報いたが反撃は届かず、浅野 哲也監督は「どこか甘さがあった」と反省した。
鹿児島は夏に即戦力級の5選手を加え、浅野監督は藤枝戦でそのうち稲葉 修土と沼田 駿也をスタメンで、有田 稜を途中出場でそれぞれ起用。5試合ぶりの勝利を目指す今節は、河野 諒祐と永井 颯太がメンバー入りするかにも注目だ。
対する秋田は前節、いわきとのアウェイ戦を0-2で落とした。開始直後にカウンターから先制点を献上。それでもしっかりと切り替えて球際の競り合いで優位に立ち、セカンドボールを回収して前進していく。しかし、39分に才藤 龍治が一発退場の判定を受けて1人少なくなると、後半はいわきに主導権を握られ、勝負を決定づける追加点を与えた。
右サイドで攻撃の起点になった河村 慶人は「試合の入りは悪くなかったし、良い流れだった。先制点は防げたカウンターだったと思う」と収穫と課題を挙げ、攻守のブラッシュアップを誓った。秋田は才藤が2試合出場停止となるため、蜂須賀 孝治と新加入の河村 匠の奮起に期待したい。
思うように勝星を積み重ねられず、順位を上げることの難しさを痛感している両チーム。いわき戦で攻撃をけん引し、コンディションの良さをアピールした秋田の梶谷 政仁は「鹿児島も自分たちと同じように、ガムシャラに走ってくる。自分たちがホームで暴れられるように良い準備をしたい」とハードワークで上回って勝利をつかもうと意気込む。
[ 文:竹内 松裕 ]

