今季初めて3点差で勝利を収めた仙台。目の前で昇格を決めさせず
横浜FC
一言で言えば完敗ですし、ファン・サポーターの皆さんに見せちゃいけない試合でした。自分たちに気持ちがなかったわけではないですし、勝ってしっかりJ1昇格という目標を達成するという思いで試合に入ったのは間違いないです。 ただ、自分たちのミスが目立ち、立ち上がり6分で失点をしてバタバタした前半になってしまいました。後半に関してはカウンターで何本かピンチはあったものの、それ以外はしっかりボールを保持して攻め込むことが何度もできました。 結果だけ見れば完敗ですが、ポジティブに考えれば、 内容的には前後半でまったく違う展開の試合をできたのかなとは思います。 --2失点でハーフタイムを迎える試合はこれまであまりなかったと思うが、ハーフタイムでの四方田 修平監督からの指示や、チームで認識を合わせたことは?守備のときにどうプレスに行くかの確認と、ガブ(ガブリエウ)は交代になりましたが、円陣を組んだときに「1点、1点を返してしっかり自分たちのサッカーをしよう」という話もしてくれました。後半はまったく別の試合をできたと思いますし、後半の内容を前半からやれれば良かったかなと感じています。 --試合後、ファン・サポーターはいろんな思いを伝えてきたと思うが、どう受け止めているか。横浜FCに関わるみんなで今日、J1昇格を決めようという強い気持ちで臨んだ試合でこういう結果になってしまったので、ファン・サポーターの皆さんも、いろんな人が出てくると思います。けど、それはプレーをしている自分たちが招いてしまったことで、自分たちが逆上して何か言い返してしまっていたら、意味がありません。 ファン・サポーターの皆さんとずっと同じ方向を向いて戦いたいので、試合が終わったあとは「あと3試合、気持ちを持って最後まで応援してほしい」という話をさせてもらいました。それは理解してもらえたと思うし、そういった意見交換も大事かなと思っています。
ベガルタ仙台
監督
(中断期間が)2週間あったゲームで、かなり良い準備ができて爆発力を持って、中断のときに(13日の)いわきFCさんとの練習試合も内容がかなり良かったので、そこに引き続いて今日もできました。 トップ3の横浜FC、清水、長崎に4勝1敗1分なので、チャレンジャーとして戦うときの強さを今回も見せてくれたのかな、というところです。 --攻撃の手ごたえについて。サイドの裏は狙っていましたし、ビルディングアップでは前半の途中から相手のプレッシャーを受けてなかなか前進できない時間帯もありましたけれども、相手コートに入ればチャンスがあるかなとは思っていました。点を取ったあとは良い形で押し込まれたけど、カウンターで殴り返すようなシーンを作れていました。 --プレーオフ進出に向け、この勝利の意義は?僕もいろいろ(記事を)見てみたらほとんどの人がベガルタが落ちるように予想していたので、絶対に悔しいし、絶対にこの中断明け1戦目に懸けようという思いは強かった。ここ数試合で勝利をプレゼントできていなかったときは、あれだけものすごい声援を送ってもらいながら応えられていなかったので、喜びをサポーターと一緒に爆発できて良かった。
横浜FC
監督
まず昇格が懸かった今日の試合に、たくさんのサポーターの方が期待して横浜から来てくださいましたが、非常にふがいない結果に終わって申し訳ない気持ちです。 ゲームは選手もかなり気持ちを込めて入ってくれましたが、非常に甘さがあったというか、スキを突かれたような失点をして、その流れで普段起きないようなミスも多かった。そうして前半に2点のビハインドを負ったことがこのゲームを難しくした一番の要因だと思っています。後半はかなりのパワーを注いでチャンスも作りましたが、最後のところのもう一押しが足りず、最後は(守備が)薄くなったところでダメ押しをされてしまいました。自分たちが今までやってきた姿ではなかったと思います。 まずは次の岡山戦ではしっかりと原点に立ち返って、サポーターの皆さまに喜んでいただけるような内容と結果を届けられるように、切り替えてやっていければと思います。 --前半、普段は起きないようなミスが起きた。仙台の守備がうまかったところもあるか。ゲームの構図としては、ある程度は予想したような形で入ったとは思いますが、先制されたことでメンタル的にも急いでしまったのかなと感じます。 --試合後にサポーターに挨拶をしたが、いろんな意見もありながら最後は拍手、コールで送り出された。どう受け止めているか。今日ここに、これだけ大勢の方が来てくれたことが非常に力になりましたし、そこに応えられなかった申し訳なさを感じました。それにもかかわらず、最後は「次に切り替えろ」、「やるしかない」という声が響いたので、そこは(結果で)返していかなければいけないと思っています。
ベガルタ仙台
MF 14
相良 竜之介
スタメンのチャンスが巡ってきて、「ここで絶対にやってやろう」とだいぶ強い気持ちで臨めたので、結果を残せたのは良かった。 --自身の得点シーンについて。右で(ボールを)奪って左の僕のほうに回してもらえればシュートや仕掛けがハマりやすいので、今回は相手のヘディング(のこぼれ球)が良いところに来て、あとは思い切って振ろうと思っていて、良いところに飛んでくれて良かったですね。 --次節・愛媛戦に向けて。ここからチームがまた勢いづいていくと思いますし、今日はしっかり喜んで、また明日から切り替えてやっていって、次の試合に勝てるようにしていきたい。
MF 17
工藤 蒼生
すごくうれしい、という気持ちが一番です。首位のチーム(横浜FC)に(今季)2勝できたことは、チームとしてすごくプラスなことだと思います。 --自身の得点シーンについて。スタメンで点を決めたい気持ちがずっとあったので、前に行くプレーを意識していて、それが実って良かったと思います。真瀬(拓海)くんがクロスを上げてくれて、マイナスの部分が空くことは自分としては考えていたので、そこに入って、あとは真瀬くんが良いクロスを上げてくれたので、あとは流し込むだけでした。点を決めたのが中学校以来だと思うので、自分としてはうれしい。