ミスを見逃さず、そして一気に。勝利した大分はJ2残留確定
大分トリニータ
--相手GKが立ち上がりから少し不安定だったが、自身が挙げた先制点の場面では狙っていたのか。キックも乱れているところがあったし、そういう雰囲気があったので、あのシーンは最後まで詰めていて良かった。流し込むときは余裕があった。 --前半からセットプレーのチャンスも多い中で、なかなか点が取れなかった。なかなか点が取れないことは初めてではなかったので、そこに対してはそれほどストレスを感じることはなかった。チャンスもあったし、前半はこのままでもいいかなという感じだったのだが、そこで先制点と追加点が取れたのは大きかった。 --今季は残留争いに巻き込まれ、最後は戦い方も変えたが、最前線の選手としては?苦しい試合が多かったが、その中でできることもあったし、できたこともあったので、そこはプラスに捉えている。 --残留という目標は達成できたが、成果としては?本来の目標ではなかったので、そこは100%良いとは言えないが、最低限のところはできたと思う。
ブラウブリッツ秋田
監督
本日も選手、クラブのためにたくさんの方が応援していただき、感謝申し上げます。ピッチの中で本当に大切なものを、骨まで染み込むぐらいの気持ちを、僕の指導不足で伝え切れなかった。大切なものを大切にして、自分が顔を洗って出直したいと思います。 --入りで後手に回り、競り合いで負けてしまう部分が多かった。“魂際”は秋田の場合、250回以上ある。そのうち200回は負けていたと思います。 --守備について。引き過ぎて守ってしまったり、相手のプレスに押されてしまったということはあったのか。練習あるのみだと思います。 --途中からフォーメーションを変えて前の厚みを増したが、相手の守備を最後まで破れなかった。チームとしての力、個の力、すべてだと思います。すべては監督の指導不足。 --これからの1週間どういう部分を修正し、今季アウェイ最終戦となる次節・甲府戦に臨みたいか。過去最高順位を目指すべく、過去最強の強い気持ちで、1分1秒ワンプレーを勝つためにやり切れるチームだと信じています。
大分トリニータ
監督
今日はこの遠い秋田のソユースタジアムまで大分のサポーターにたくさん来ていただき、われわれに声援を送っていただいた。今季はこれまでも大分のファンやサポーターに悔しい思いや残念な思いをさせ、こういう状況になったことについても心配をおかけした。今季の目標を新たに残留へと切り替えた中、今日勝ち切って自分たちで残留を決めることができた。ファン・サポーター、大分を支えてくださる方々、そして今日は大分の地上波テレビでも試合中継があったし、パブリックビューイングも行われているが、そういう映像を通じても皆さんが応援してくださったおかげだと思う。今日は残留を決めることができて本当にうれしいし、ホッとしている。 秋田さんの強みは縦に速く、矢印も前。パワフルな選手を生かしたフットボールをしている。われわれもそういう中、本当に肉弾戦、流血戦、エアバトルを含め球際でのバトル、そういうキワのところをどれだけやれるかだと選手に伝え、「とにかく今日は勝利への執念というものを見せてくれ」と話して送り出した。選手も「今日は絶対に勝つんだ」、「絶対に負けないんだ」というものを、90分を通して徹底してやってくれたからこそ、この勝点3につながった。本当に選手がしっかりやってくれたおかげだと思う。 今季はあと2試合、ホームの(次節・)群馬戦とアウェイの(最終節・)仙台戦が残っている。残留が確定してホッとしている部分もあるが、今季はホームでなかなか勝てない状況。悔しい思いをさせているファンやサポーター、クラブ関係者、スポンサーやいろんな方々のために、やはり最後は勝って有終の美を飾り、残留を一緒に喜び合いたいし、勝つことが大事だと思う。気持ちの面も含め、次に向けてというところも切らさずに、あと2試合を連勝して終え、今季の自分たちのトライと次へのステップにつながるゲームができるように良い準備をして、また今日のように喜び合えるようにしたい。
ブラウブリッツ秋田
FW 11
梶谷 政仁
決められるシーンがあったので、決めていれば最悪でも引き分けには持っていけたのかなと思います。 --自身はここ2試合連続でフル出場し、矢印を前に向ける作業をしていた。相手の3バックは自分たちよりも全然デカいし、強いのも分かっていました。その中で、いつもの秋田のサッカーをしてしまったことが自分たちの敗因でもあります。自分は下で受けたらボールを前進させる自信もあるし、ゲームを作れる自信もあります。そこをもうちょっと引き出して、ゲーム作りができたらなと思います。 --小松 蓮選手との2トップでどんな連係を心がけたか。極論を言うと、自分の前にいる敵に勝たないといけないです。自分も競り合ったからには、デカいCB陣に勝たなきゃいけなかったです。どうしても身体的に勝てない部分も出てくるので、そういったときにいかに下でつなげるかとか、打開できるかが、自分たちが上に行くためにも必要なことかなと思います。
DF 5
河野 貴志
自分たちで崩しちゃったかなという試合でした。崩したあとに立て直しをしたかったですけど、立て直せずに2点目をやられて、そこからエンジンがかかるのも遅かった。自分たちで悪くしちゃった感じですかね。 --ここ数試合に比べると、入りが良くなかったように見えた。相手がやってくることは、どちらかというと僕らに似たような、リスクを冒さずにどんどん前に行くサッカーというスカウティングがありました。僕らは実際にファーストで勝つ、セカンドを拾うところを意識して今週取り組んできましたけど、そこで勝てなかったり、セカンドボールを拾えなかったことで、相手に主導権を握られた部分はあると思います。やっぱり1対1で勝てなかったのが一番(の敗因)かなと思います。 --前節・長崎戦の敗戦を引きずっていたことはないか。それはないですね。(前節で)プレーオフは無理になった。そこから自分たちの過去最高順位の8位(※J2では2022シーズンの12位がクラブ最高順位)を目指すために1週間取り組んできました。
MF 14
大石 竜平
見ていてもったいないなと思いました。失点も、ミスはあると思うので。それ以上に攻撃で崩せなかったなと思います。 --ここ2試合は出場機会を得ている。今節はどんなことを意識して試合に入ったか。左サイドで出たので、タイミングを見ながらクロスや仕掛けをやろうかなと思いました。 --自身のキックからチャンスが生まれた。強みを出せたのでは?試合に出て「ヘディングで競ろ」と言われているわけではないです。そういうキックで違いを出せなかったら交代して入る意味もないです。意識しているというよりは、強みがそこ。それを出せたか、出せないかだと思います。 --特に後半は相手が引いてカウンターを狙ってきた中で、もっとやりたかったプレーはあったか。(相手の)真ん中3枚があれだけデカくて強かったら、シンプルにクロスを上げても無理です。もうちょっとサイドで、簡単に言えば崩すですけど、そういった進入していくシーンを作っていかないといけないんだな、そういう練習は必要だなと思いました。