長崎は前節、秋田とのアウェイゲームで2-1の逆転勝利。秋田のストロングであるロングスローから先制されたものの、34分に秋田守備陣のミスを見逃さなかったマテウス ジェズスがループシュートを決めて振り出しに戻す。前半終了間際にはこぼれ球に反応した名倉 巧が左サイドの笠柳 翼へと展開し、グラウンダーのクロスをファーサイドのマルコス ギリェルメが冷静に流し込んで逆転に成功した。直近5試合は4勝1敗と再びギアが上がってきており、前節は横浜FC、清水がともに敗れて自動昇格圏である2位以上の可能性を残している。
一方の鹿児島は前節で愛媛と対戦し、ホームでゴールショーを披露。12分に山口 卓己のミドルシュートで先手をとると、52分には右サイドを完璧に崩して鈴木 翔大が押し込み、リードを広げる。さらに途中出場の福田 望久斗がファーストプレーで仕掛けてPKを獲得し、それを自ら決めて3点目を奪取。最後は愛媛のオウンゴールで締めくくり、4-0の快勝を飾った。この勝利によって直近3試合は2勝1敗に。残留圏に位置する17位・大分との勝点差を『8』へと縮めている。
ともに前節で勝点3を得たが、今節で少なくともどちらかの最大の目標は途絶えてしまう。長崎は敗れると自動昇格への道が閉ざされ、鹿児島は引き分け以下だとJ2残留の可能性がなくなる。
どちらにせよ他力が必要ではあるものの、希望をつなぐには勝利が不可欠。重要な一戦を制するのはどちらになるだろうか。
[ 文:椎葉 洋平 ]
