15位・甲府は残り2試合をホームで戦う。アウェイは最後に2連敗したものの7勝5分7敗と五分だが、ホームは4勝4分9敗と大きく負け越しているので、この意味でもホームのファン・サポーターとともに戦い、勝利を挙げたい。今節は
佐藤 和弘、
林田 滉也、
エドゥアルド マンシャの3人を出場停止で欠くだけに、どうやって守備面をカバーするのかは見どころ。今季はリーグ5位タイの得点数を記録している一方で、失点もリーグ6位タイの『54』と多い。それだけにスタメンのチャンスを勝ち取る選手にはやり甲斐があるので、フレッシュなモチベーションには期待したい。
対する秋田は甲府よりも勝点が6ポイント多く11位。前節はJ2残留のために執念で挑んできた大分に0-2で敗れ、ホームで2連敗を喫した。今節は今季最後のアウェイゲームとなる。吉田 謙監督は大分戦後に「“魂際”は秋田の場合は250回以上ある。そのうち200回は負けていたと思います」と話しており、甲府戦に向けて“魂際”の部分を強調して臨んでくることは確実。また、「過去最高順位を目指すべく、過去最強の強い気持ちで、1分1秒ワンプレーを勝つためにやり切れるチームだと信じています」と話しており、甲府にとってはなかなか不気味な感じ。
甲府は守備のスイッチを入れるのがうまい
三平 和司を1トップで起用し、ここ数試合で攻守のオーガナイズが整ってきた。このオーガナイズを勝利に結びつけるには球際やラストパス、ファーストタッチの精度を高め、決定的な機会を増やすことが必要。もちろんシュートの精度も必要。今季4勝しか挙げることができていないホームゲームだが、アグレッシブの概念を超越することもある秋田に対し、来季につながる内容と結果を示すことができるか。
[ 文:マツオ ジュン ]