倍井と川島。10年ぶりの開幕連勝をもたらした殊勲の2人
サガン鳥栖
チャンスは多かったですし、ボールは相手に持たれましたけど、そこまでやられる感覚はなかったので、開幕戦同様に少しもったいないゲームになってしまった。決めるべきところを決めないとこういう結果になってしまうというのを、開幕からの2試合で感じています。 --ビルドアップについて。運んだりはがせるシーンはありましたし、チームとして手ごたえを感じていて、その改善にも取り組めているので、徐々に良くなっていると思います。これを早く結果につなげていきたいという思いです。 --対磐田ということで気をつけていた部分はどんなところですか?両ウイングが自分たちが押し込んだときに残るので、カウンターへのリスク管理のところと、逆に前に残るぶん、左でボールを持っているときの逆サイドが空くというのは狙っていましたし、ビルドアップに対するハメ方はチームで共有できていました。ある程度狙いどおりにはゲームを進められたと思います。 --次に向けて。負けているということはまだ何かが足りないということだと思いますが、自信を失ってはいけないので、チームとして一緒に積み上げてきたものをしっかりと継続して、より積み重ねていくだけ。早く結果につながるようにまた1週間、自分たちに厳しくやっていきたいと思います。
ジュビロ磐田
監督
鳥栖との試合は非常に難しいものになると予想していましたし、個人的に相手の監督(小菊 昭雄監督)がすごく好きで、今回も良いプランで来るだろうと思っていたので、まさにそのとおりのタフな試合になりました。 ただ、リカ(リカルド グラッサ)や(倍井)謙のところのクオリティーで違いを見せてくれて、また(川島)永嗣がPKを止めてくれました。そこが勝点3につながったと思っています。 チームや選手を見ても、もっともっと伸びると思っています。先週の試合(前節・水戸戦)よりも良いパフォーマンスを見せてくれましたけど、今週のトレーニングを見ていてももっとやれると思っています。 ただ、良いパフォーマンスを発揮してくれましたし、鳥栖が作り上げてくるものに対して非常に課題を突きつけられたというか、解決するのが難しい状況もありました。もう少しシュートが打てれば良かったと思っています。チャンスを作りましたけど、シュートをためらったのか分かりませんが、良いポジションには入っているので、次のパズルのピースとしてシュートをもっと打てるようにしたいと思います。 ただ、ワイドで裏を取れたり、優位性を作れていたとは思うので、そこは次につながると思います。
サガン鳥栖
監督
まず、試合を通して両チームが非常に強度の高いエキサイティングなゲームができたと思っています。結果は悔しいものとなりましたが、今季多くの選手が入れ替わってゼロから1つずつ積み上げている状況です。この2試合は昇格のライバルとなる相手に、残念ながら結果は出ていませんが、攻守ともに積み上げてきた局面を意図的に、攻撃の形も含めてできているところはたくさんあるので、そこは1つずつ大切に積み上げながらチームを成長させていきたいと思います。 --ハーフタイムにはどんな指示を伝えましたか?前半はゲームプランどおりに少し堅く、相手にボールを持たせながらでした。ただ、後半はもう少しボールを奪いにいくぞと。高い位置で奪って、仕留めるんだと。ハーフタイムに映像を使いながら共有しました。特に最初の15分から20分間で出し切って、次の選手につなげていく。そういうところを先発の選手たちがまっとうしてくれたと思っています。 --2種登録の新川 志音選手を起用した意図は?彼もキャンプから自分で勝ち取った、今日の出場でした。その中でPKを獲得するという、本当に非凡な才能を持っている選手だと思います。最後、(ヴィキンタス)スリヴカが2対1の局面でシュートを打ったシーンも強く怒りを表現していましたし、私はあのような姿を見たときに昔の南野 拓実を思い出すような、将来この選手は楽しみだなという思いでした。本当に頼もしい選手が私たちの育成組織から出てきてくれたことを非常にうれしく思っています。
ジュビロ磐田
DF 5
江﨑 巧朗
今日も相手が前から来た中で、もう少しFWを使ってビルドアップしたかったですけど、そこに僕が良い形でボールを入れられなかった。そこにボールが入れば簡単に外せたと思います。ただ、そこを使いたいというのを試合中に気づくことができていたので、あとはそれを成功させる技術と周りの共通理解があれば大丈夫だと思う。今日はなかなかやれなかったので、課題として練習していきたいです。 --後半から鳥栖が前からのプレッシャーを掛けてきた時間帯について。前から来ているけど、後ろはガンガン来ている感じでもなかったので、相手の前線と最終ラインの間をボランチやサイドハーフがもう少しうまく使えるように、自分が後ろからコントロールできれば良かったかなと思います。 --最終ラインからはどのような景色が見えていたのでしょうか?最初は相手が前から来ているところに味方のつながりもなくて、出しどころが少ないと思っていましたけど、途中で(中村)駿さんから「俺が空いているから見てくれ」という一言があってから、そこでプレスを解放することができて、相手も徐々に来れなくなったので、本当に駿さんは周りが見えているなと思いました。 --無失点に抑えた守備面について。前回(3-0から2点を返された前節・水戸戦)の反省もあったのでみんなが声をかけ合って、緩むことがなかった。その雰囲気としても守り切れると思っていた。(PKを与えたシーンも)みんなボールの正面に入って、逃げることもなかったので、あれでPKになってしまったら仕方がないというふうに捉えています。 --川島 永嗣選手がPKを止めたシーンについて。去年の最後のほう(J1第34節・C大阪戦)で永嗣さんがPKを止めたのを見ていて、今回も止めてくれるだろうと思っていましたけど、実際に止めてくれて頼りになるなと思いました。
MF 50
植村 洋斗
--SBでの出場について。キャンプ中も一度もやっていなかったので自分でもビックリしましたけど、まずは試合に出られたことが次につながったと思います。 --プレー面を振り返ると?けっこう難しい時間帯での出場でしたけど、監督は「勝っていて終盤になってもやることは変えない」と言っているので、やることは変えず、ただリスクは背負い過ぎず、うまく(失点)ゼロで抑えられたと思います。 --開幕戦でベンチ外となった悔しさについて 。もちろん思うことはありましたけど、本当に自分自身がやってきたことには自信を持っていましたし、ベンチ外になったことは悔しかったですけど、やり続ければ必ず出番が来るという考えで取り組んでいました。その結果として今日は試合に出られたと思うので、自分の軸はブラさずに上だけを見てやっていきたいと思います。 --仲の良い倍井 謙選手が開幕から2戦2発という活躍をしていることについて。本当に良いところを持っていきますよね(笑)。今日も本人はあまりボールを触っていなかったと思いますが、ベンチで「触っていないな」と思いながら見ていたら、ゴールを決めていったので、ああいうところはすごいなと思いますし、一緒に試合に出て活躍できるようにしたいと思います。