J2開幕戦の結果は対照的なものとなった。水戸をホームに迎えた磐田は、2失点を喫した終盤のゲーム運びに課題を残したものの、倍井 謙の加入後初ゴールを皮切りに、マテウス ペイショットと渡邉 りょうという2人のストライカーにもゴールが生まれ、5シーズンぶりの開幕白星を飾った。一方、仙台をホームに迎えた鳥栖は8名の新戦力が先発し、前半から決定機を作ったものの仕留め切れず、後半の1失点に泣いて黒星スタート。今節は、ホーム連戦となる磐田は10年ぶりの開幕連勝を、鳥栖は今季初白星を目指す一戦となる。
磐田にとって鳥栖は昨季シーズンダブルを喫し、J1最終節ではJ2降格という引導を渡された相手だ。ただ、それは過去の出来事。磐田が目を向けるべきは“いま”だ。「(鳥栖は)去年2敗している相手だし、同じタイミングで降格したチーム。相手も思うところがあるだろうけど、自分たちの現状で思い切りぶつかりたい」とは中村 駿の言葉。新たな指揮官の下で構築しているスタイルで、自分たちのサッカーを貫く90分間にできるかが問われる一戦になる。
一方の鳥栖は、J2開幕戦で無得点に終わった攻撃陣の奮起に期待したい一戦だろう。昨季チームトップの14得点をマークし、磐田戦でも2戦3発と活躍したマルセロ ヒアンが抜けた穴を感じさせないためにも、仙台戦でチャンスを作っていた山田 寛人やヴィキンタス スリヴカといった攻撃陣にはゴールという結果が欲しいところだ。
[ 文:森 亮太 ]
