2試合ぶりにホームでの戦いを迎える鳥栖は前節、アウェイで磐田と対戦。保持をベースとする磐田に対して、高い位置からのプレスが機能し、チャンスを作ったものの最後の精度は欠いてしまう。ゴールを奪えずにいると、終盤にハイラインの背後を突かれる形で失点を喫し、開幕2連敗。いずれの試合でも無得点に終わっており、厳しい船出となっている。
今季初めてのアウェイ戦に臨む今治は前節、ホームで藤枝と対戦。序盤から藤枝の攻勢に苦しめられると、後半に入って早い段階で新井 光が退場。約40分間を1人少ない状況で戦うことになったが、最後まで集中した守備を披露し、引き分けに持ち込んだ。難しい展開を強いられながら、J2で初めての勝点をつかみ取っている。
公式戦では初めての顔合わせとなる両者だが、鳥栖の小菊 昭雄監督は「前線のタレントは素晴らしいと思いますし、全員で粘り強く戦って前線の個の強さを生かしていく。そういった今治さんの良さは警戒しなければいけない」と今治の力を最大限に警戒する。しかしながら、鳥栖としてもJ2を優勝して1年でのJ1復帰を目標に掲げているだけに、これ以上の停滞は許されない。ホームでの戦いで求められるのは勝点3のみだ。得点力という課題を払しょくするためにも、選手個々がゴールへの気迫を示してもらいたい。その姿をサポーターも望んでいるはずだ。
強固な今治の守備を鳥栖がこじ開けるのか、それとも今治のカウンターがさく裂するのか。J2で14年ぶりの勝利か、それともJ2での初勝利か。注目の初顔合わせだ。
[ 文:杉山 文宣 ]
