開幕3連敗とシーズンスタートは理想的なものにならなかった山形だが、その後は2連勝を収め、前節は徳島との“守備戦”でスコアレスドロー。復調は進み、本来のポテンシャルを発揮しつつある。
26日に行われたJ3鹿児島とのJリーグYBCルヴァンカップ1stラウンド1回戦では、徳島戦から先発全選手を入れ替えて臨み、
藤本 佳希と
イサカ ゼインの得点で快勝。順当に2回戦へコマを進めている。
山形はルヴァンカップを含む直近の公式戦5試合で11得点と攻撃陣が好調。リーグ戦はここまで10得点で7人の得点者を生んでいることにも表れているように、フィニッシュワークの多彩さも相手にとって大きな脅威になっている。
一方、今節のホームチーム・今治も調子は上々だ。
アウェイに乗り込んだ前節は、フィジカルに強みを持ついわきに対して対人戦、セカンドボール争いで優位に立ち、終始主導権を握って試合を展開。相手選手の退場で数的優位に立つ中、いわき守備陣の粘り強さを前に攻めあぐねるも、終盤に
梅木 怜が決勝点を挙げて今季3勝目。5試合負けなしと好調を持続させている。
26日にはルヴァンカップ1回戦・徳島戦が予定されていたが、ホームタウンの愛媛県今治市を襲った山林火災の影響で中止に。今節は通常の1週間のインターバルで臨むこととなる。
今治は今季ホームでまだ勝利がないだけでなく、1得点も奪えていない。ホーム3試合でわずか1失点と持ち前の堅守こそ披露できているものの、オフェンス面ではエース・
マルクス ヴィニシウスを軸とした攻撃陣も本来の力を出し切れていない印象が否めない。
今節こそホームで勝利を収め、山林火災で胸を痛める街に勇気を与えたいところだ。
[ 文:松本 隆志 ]