2025/4/5 (土) 14:03 KO
第8節
北海道コンサドーレ札幌
札幌
1
-0
徳島ヴォルティス
徳島
90+5'
入場者数: 12,698人
天候: 屋内|気温: 24.8℃|湿度: 21%
一進一退の試合が動いたのは最終盤。札幌が値千金の一発で今季ホーム初勝利
北海道コンサドーレ札幌
監督
率直に3試合目でホーム初勝利となってしまったということをサポーターに申し訳なく思っています。とはいえ勝てたということで、サポーターの皆さんと次の試合を描けるような試合ができたと思っています。0-0で推移した中で狙ったことはほとんど出ていたし、ビルドアップのところだけ芝が良くないので、選手たちの判断で回避したところはありました。もう少し後ろからつなぎたかったですが、この状況だと難しいだろうと思いました。それ以外のところは練習でやったことを選手たちが出せましたし、素晴らしい内容だったと思います。0-0で終わっていたとしても選手たちを褒めたいと思いながら見ていました。あとはこれだけできる選手なので、これをここまでやらせてあげられなかった僕の責任は重いと感じて見ていました。「これを早くやらせたかったな」と。ただ、これまでのストーリーを思い返すと、いろんな出来事があって、それを経過した上での今日だと思うので、未来に目を向けてここから30試合、こういうゲームを続けるというところに向かっていきたいと思っています。 --ハーフタイムや相手に退場者が出たあとの指示を教えてください。徳島はここまで好調な状況で来ました。ウチは前節(・甲府戦)で負けて不安定。前半はそれが如実に表れるのがサッカーだと思います。なので、不安定な状況から試合に入るというのは想定していました。そこから徐々に良くなるだろうと想定していました。そのためスタートのメンバー、途中から田中 克幸などが入ることによりライン間を使う、そのために前半から広げるというところもできていました。そうしたことを言えるのも、選手たちが期待どおりやってくれたからだと思いますし、徐々に押し込むこともできるようになったと思います。 相手が10人になってからは、いろいろ策を考えました。攻撃的な選手をもう1枚入れるかなどです。前に重心をかけるためにパク ミンギュを入れることで相手は1トップになると思っていたので、パクと家泉(怜依)でその1人を見て、それ以外はサイドにドンドン出ていくということを指示しました。高嶺(朋樹)とパクのどちらをサイドにするかというところは、トレーニングで連係が良かったので、高嶺をサイドに置いて田中(克幸)、長谷川(竜也)との3人でサイドを崩すということをイメージしました。そのおかげで押し込むことができました。最後は家泉も素晴らしかったですし、長谷川も泣いていましたが、彼も苦労をしてここまでやってきて、今季も僕がなかなかスタメンで使わなかったので苦しかったと思いますが、今日の働きを期待して投入しました。期待に応えてくれてうれしかったです。 --今日は今季初めての無失点となりました。開幕から失点を重ねる中で、何を伝えるかを試行錯誤していました。僕が考えているプロ選手のベースと、ここにいる選手のベースは違います。これは良し悪しではなく、持っているもの、経験しているものが違うので。そこに目線を合わせて効果的な言葉を使わなければいけないということで、少しずつ改善してきたつもりです。今週やってきたのは、あまり細かいことは言えませんが、どうしても僕のクセでもあるのですが、細かいことを設定しようとすると選手たちがそこに頭が向いてしまい、大胆になり切れないという現象があります。連戦の影響もあって、「気持ちがそろわなかったよね」、「サポーターに見せるべき試合だったの?」ということを前節の翌日にしたのですが、週が明けてからはそうした話はいっさいせず、自分たちの仕組みの中で選手たちが躍動できていないということで準備をしようと思いました。選手たちが判断しやすいように、システム論ではなくゾーンディフェンスでの個人戦術のところはベーシックなところですが、選手たちが愚直にやり続けてくれたと思います。
徳島ヴォルティス
監督
前半は、札幌が今季初めてと言っていいくらい前線のターゲットを使いながらシンプルに球際、セカンドボールといった根本的なところを非常に前面に出してきました。われわれがそこで、まずは前線のターゲットに勝てなかったり、セカンドボールの出足のところだったりで相手に良い形で攻撃をされていました。あとはオーガナイズも含めて、相手がシンプルに来たものを受けてしまったという内容でした。後半はちょっと自分たちの狙いを持って、立ち位置と相手のロングフィードやサイドからの進入に制限を掛けたりということができた時間帯があった中で、決め切れなかったり、自分たちが1本良いクロスを上げましたが、そういうところを決め切らないと。札幌は力があるので、そういった意味では勝点3を失ったというよりはしっかりと負けたという印象です。 --後半は流れがより悪くなったように思います。悪くなったとは思っていませんが、自分たちがフィニッシュでやり切れなかったり、ペナルティーエリアに入り切れなかったりという回数が多くなりました。札幌が守備からけっこう来ていた中で、そこから拾われてしまってうまくスペースを使われてしまったり、そこで引いてしまったのが原因かなと思っています。
北海道コンサドーレ札幌
MF 16
長谷川 竜也
得点の場面は良いボールを上げることができたと思っています。その直前に、仕掛けているときに間接視野でゴール前の状態が見えていたので、あとは良いところに上げようと思い、それができました。選手である以上、試合に出たいと思うのは当然ですが、チームメートも素晴らしい選手がそろっているので、彼らへのリスペクトもあります。その中で自分の出番がいつ来てもいいようにというのは日頃から準備していました。そして、今日こうやってチャンスをもらえて結果を出せたというのは、これまでの過程が少し報われたかなと思います。
DF 47
西野 奨太
今日先発するにあたり、「攻撃のところで後ろからうまく作ってほしい」という指示がありました。ただし、芝生の状況なども踏まえ、局面に合わせて選手同士で話をしながら、シンプルに蹴るプレーも織り交ぜ、うまくやれたと感じています。そして、守備のところでもしっかりと声を出しながらラインの統率もできていたので、そこについてもある程度はやれたと思っています。最後は足を痛めてしまい、ベンチに退くことになってしまいましたが、フル出場でチームに貢献できるように成長していきたいです。