鳥栖は前節、アウェイで熊本との“九州ダービー”に臨んだ。序盤は効果的な縦パスを繰り出し、試合の主導権を握るものの、23分にショートカウンターから失点を喫すると、一気にトーンダウン。36分に再びショートカウンターからゴールを奪われ、後半の立ち上がりにはCKから3失点目。終了間際に日野 翔太のゴールで1点を返したものの、熊本に完敗を喫し、連勝は『2』でストップした。
対する藤枝は前節、ホームで長崎と対戦。前半のうちに2点を先行する良い流れで試合を進めるも、後半に入るとギアを上げた相手に53分、54分と立て続けにゴールを奪われ、スコアをタイに戻されてしまう。それでも61分、浅倉 廉のゴールで勝ち越しに成功すると、その後は高い個人能力を誇る長崎の猛攻を全員ではね返し、勝点3を獲得。6試合負けなしで順位も7位に浮上した。
両者の対戦は今回が初。互いにボール保持をベースとしたスタイルを信条としているだけに、どちらがボールを握れるかがそのまま主導権争いの優劣に直結するだろう。鳥栖の小菊 昭雄監督も「自分たちもいま取り組んでいるボールを握って主導権を握るところはこだわっていきたいですし、そこのミスをなくす。そのためのサポートを充実させる。ミスのあとの守備のところは必ず良くしていく。それをやっていくことで必ず勝点3は取れると思いますので、そこは皆さんにお見せしたい」とホームでの巻き返しを誓っている。
鳥栖が2試合ぶりの勝利を挙げるのか、それとも藤枝が今季初の連勝を達成するのか。エンターテインメント性あふれる好ゲームを期待したい。
[ 文:杉山 文宣 ]
