「(大宮とは)スタイルが似ている」と今治の倉石 圭二監督が話すとおり、ともに3バックを採用し、組織的に堅実に戦いながら、ソリッドな守備からアグレッシブに前へ出ていく鋭さを発揮するなど共通点は多い。
お互いの強みと弱みは表裏一体。
倉石 圭二監督は「大宮は自分たちがやられたらイヤなところを突いてくるだろうし、逆にわれわれがそのイヤなところを突けばチャンスメークできると思っている」と、似通ったスタイルだからこそ見える弱点にフォーカス。そのせめぎ合いでどちらがしたたかさを見せるかも注目されるだろう。
今治は前節、アウェイで仙台と戦い、思うように攻撃の形ができない我慢の展開の中でも、チームとして守備で粘り強さを発揮。今季四度目のクリーンシートでしぶとく勝点1を死守した。
一方の大宮は前節、アウェイで秋田と対戦。先制に成功しながら追いつかれ、難しい展開を強いられていたが、終盤に獲得したPKから杉本 健勇が決勝点を挙げ、3試合ぶりの白星を得た。
両チームは16日にJリーグYBCルヴァンカップ1stラウンド2回戦を戦っており、今治はC大阪、大宮はFC東京とJ1チームに挑んだが、ともに延長戦にもつれ込む激闘の末に敗れている。
それぞれ、直前のリーグ戦から完全ターンオーバーで臨んだものの、120分間を戦う総力戦になったことでベンチに控えていた主力組も投入。中3日で行われる今節、コンディションにどの程度影響が出るかも気になるところだ。
[ 文:松本 隆志 ]
