2025/4/25 (金) 19:03 KO
第11節
サガン鳥栖
鳥栖
2
-1
モンテディオ山形
山形
入場者数: 5,725人
天候: 晴|気温: 15.7℃|湿度: 44%
ボールを保持して始めた鳥栖。リードを守り抜く
モンテディオ山形
--後半は攻勢をかける中であとはフィニッシャーの質次第という展開でした。攻勢というか、(チャンスは作れていて)あとは決めるだけという状況だったので、ここで違いを生み出せればいいなと思ってピッチに入りました。 --得点の場面はボールにさほど力がなかったのでコースに飛ばすのが難しかったと思います。ボールが上がってくるのは分かっていて、そこに良いボールが実際に入ってきたので、あとはコースを狙った感じです。自分が立っている位置が大体分かっていたので、あそこに流せばいいかなという感覚で押し込んだ感じでした。 --初ゴールもJ2第5節のアウェイ・熊本戦、ご当地の九州での試合は強いですね(福岡県出身)。地元なので、もしかしたらそういうのもあるかもしれないです(笑)。 --チームとしては2連敗になってしまいました。後半は自分たちのやりたいことを出せていたと思いますが、前半は相手がマンツーマン気味に来たところでしっかりはがせるように修正しないと、そこは大きな問題になるかなと思います。 --良いFWがそろっている中で、短い時間でも結果を出せていることはポジティブなことではないでしょうか。FWが多い中で毎試合、ベンチに入るだけでも精神的にも身体的にもプレッシャーがある状態で試合に臨んでいます。ここでうまく成長してもっと良いストライカーになりたいです。
--立ち上がりは長いボールを意図的に多用している印象でした。チームとして統一して意識を持って、試合の入りのところはある程度シンプルに入ろうというところがありました。 --高い位置でハメてチャンスを作る場面もありましたが、守備のオーガナイズについてはどんな印象でしょうか。何度か前で引っかけてショートカウンターという場面は作れたと思います。シャドーの選手に外側を使われる場面にもうまく対応はできていたかなと思うし、0-2で折り返すような前半ではなかったかなと思います。 --長いボールが多くなったぶん、ボランチを経由してテンポのあるビルドアップをするという山形本来の良さは少し鳴りを潜めたかなという印象があります。そこの使い分けというか、長いボールのところから自分たち本来のスタイルに切り替えるところについては、もう少しすり合わせが必要かなと思います。ボランチがサポートに来ているのに長いボールを使ってしまったらもったいないし、セカンドボールも拾えなくなってしまう。そのへんはもうちょっとすり合わせが必要だと思います。 --後半は3バックに変更してから山形らしさを取り戻したように感じます。0-2で折り返したので自分たちとしては前に行くしかなかったですし、守備も前からミラーゲームにしてハメにいきました。できるだけ攻撃に人数をかけたいという意図がありました。高い位置で引っかけてショートカウンターというシーンも何度かありましたし、後半あれだけ盛り返せる力があるので、もっと自分たちから主導権を持ってやる必要があるかなと思います。 --次節以降に向けて。自分たちもそこまで余裕がある順位ではないので、一試合一試合を決勝戦のつもりで戦っていますし、勝ちながら修正していかないといけないと思っています。今日の負けは痛いですけど、下を向いてはいられない。自分たちが前を向き続けている限りは試合は来るので、また良い準備をして、今日のゲームから修正して次につなげるだけだと思います。
サガン鳥栖
監督
今日は試合前のミーティングで選手たちと共有したのは、38試合どの試合も非常に重い試合であるということは当然ある中で、ただやはり、この長いリーグ戦で、節目、節目に大事な試合がある。その中でも大事な、今後を左右する、それは近い試合であれば、(前々節・)長崎戦や今日の試合だと。今日勝つことで上位陣の背中を捉える。まずは6位以内に入る。逆に今日、落とすことがあれば、下位争いになると。これは勝つか負けるかでは大きな差がある。ビッグマッチだという話をして選手たちと臨みました。その中でまずは勝点3を取れたことを非常にうれしく思います。(前節・)山口戦同様、前半はパーフェクトに近い試合内容で、スコアも2-0ということで素晴らしかったと思います。 ただ、選手たちとも試合後に共有したんですが、私たちは優勝を目指す上で前半のサッカーを90分間やりたい。ボールを支配して攻め続けたい。守備でも前から圧力を掛けて奪いたい。山形がシステムを変えたり、0-2ということで攻守に前に圧力を掛けてきましたが、その中でも私たちはそこを超えていきたい。そういう話をしました。まだまだ、勝ちながらもわれわれは成長しなければいけません。そして、この5連戦、選手たち全員の力が必要ですし、次はまた“バトル・オブ・九州”ということで大きな試合が待っていますので、全員で良い準備をして臨みたいと思います。 --後半に1失点はありましたが、前節からの守備の修正についてはどんなところを意識したのでしょうか。サッカーは90分通して自分たちの時間帯と当然、相手があることなので相手の時間帯があります。前節は守備というよりもメンタル的に落ち込んでしまったとか正しい判断の下でプレーを選択するというところで課題がありました。今日も最後、向こうは攻めるしかない中で相手は圧力を掛けてくるので、ああいう形で耐え忍ぶ時間帯はあると思うのですが、私はそこよりも3点目をやっぱり取りたい。実際にチャンスはありましたし、そこで3-0にしてこのゲームをクローズする。そういうチームを作りたいなとあらためて思いました。
モンテディオ山形
監督
明日から世間ではゴールデンウィークというようなカレンダーになっていると思います。その前の平日ナイター、山形からは遠い九州、鳥栖の地なんですが、本当に多くのサポーターに来ていただき、試合前から選手たちを鼓舞するチャント、声援、エネルギーを送っていただいたことに感謝を申し上げます。また、画面の前からもわれわれの勝利を信じて選手にパワーを送り届けていただいたサポーターがたくさんいらっしゃると思います。ありがとうございました。 その期待や思いに応えることができずに非常に悔しいですし、申し訳ない気持ちでいっぱいです。負けが続いたというところも受け入れがたいですが、現実としっかりと向き合っていかなければいけないと感じています。なんとか次のゲーム、中3日で時間は短いですが、しっかりと顔を上げて、ファイティングポーズをとって臨んでいけるように私自身も立ち上がりながら、選手も立ち上がらせながら向かっていければと思います。 --後半から3バックに変更しました。試合の流れを一変することができたと思いますが、システム変更の意図を教えてください。われわれのスカッドの中で今年、ストライカーが豊富にいるというところ。あとは開幕当初はボランチがみんなケガをしていて、今日ボランチに入った加藤 千尋もそうですし、前節(・愛媛戦)まで出ていた田中 渉もそうですし、本来ボランチではないような選手がやっている中でやり繰りをしていました。ただ、ケガから復帰して戻ってきたという部分と、先ほど申し上げた“No.9”の人数がしっかりいること、質があるということ。そういうものをわれわれの武器として使っていくにはシステムを変えることも挑戦していくというところで、ここ数週間のトレーニングの中でやっていた形です。2点をひっくり返すためにとにかく放り込みましょうというものではなくて、基本的なわれわれの攻撃時の立ち位置は大きく変わらずに、それでもわれわれの選手の特長や武器を生かせるような配置ということで後半の頭から3バックにして臨みました。チャンスもたくさん作りましたし、可能性は十二分にあったと感じています。
サガン鳥栖
MF 27
櫻井 辰徳
--山形の入りを見たときに想定よりも長いボールを使ってきたなという印象はあったんじゃないでしょうか。最初はそうですね。意外とシンプルにやってきたし、プレッシャーも来るのは分かっていましたけど、思っていたよりも自分と(西矢)健人くんのところに来ているなとは感じました。 --想定外の感じで相手が来た中で、そこへのアジャストについてはどういうイメージでやっていたのでしょうか。自分も何度か引っかけられてしまいましたけど、そのあとのメンタル的なところでは切り替えて落ち着いてプレーできたと思います。(泉森)涼太くんからのパスとか後ろのCBからのパスについても「こうしてほしい」というコミュニケーションはとれていたので、そこは良かったと思います。ただ、個人のパフォーマンスに目を向けると、ここ最近で一番良くなかったなと思っています。 --新井 晴樹選手のPK獲得につながる良いパスもありましたが、あれは良い部分ではないでしょうか。それくらいしか良いところがなかったかなと。ちょっと悔しさが残るゲームでした。点に徐々に絡めるようになってきていますし、晴樹くんが決めてくれていたら今日もアシストがついていたはずなので悔しいですね(笑)。ただ、ああいうシーンが増えてきているのは個人としても成長できている手ごたえはあります。
MF 7
新井 晴樹
--山形が長いボールを多用してくる入りはあまり想定になかったと思います。もっとつないでくると思っていたし、つないでくることに対して自分たちもスカウティングしてきたのですけど、ああやって蹴ってきた中で、CB3枚がしっかりはじいてくれました。ボランチのところでしっかり回収してマイボールにできていたので、想定外のことは起きましたけど、自分たちのゲーム運びはできたかなと思います。 --櫻井 辰徳選手からの良いパスがPK獲得のきっかけになりました。タツ(櫻井)とは去年、水戸でも一緒にプレーしていますが、最近自信がついてきて、ああやって自信を持つことでああいうところも見てくれるようになるし、練習からタツとはめっちゃ話もしているので、そこがうまくつながったかなと思います。 --後半は相手がシステム変更をしてきて受ける形になりました。ハーフタイムで「絶対に相手は何かしらの変化を加えてくる」とは話していたんですが、そこで[3-4-3]に変えてきました。[3-4-3]になれば自分たちもマンツーマンで対応して、2-0で勝っているとはいえ、前からプレスを掛けて奪えればリズムが作れたはずなのに、ちょっと引いてしまったというのは改善点だと思います。
DF 32
小川 大空
--山形が長いボールを多用してくる入りはあまり想定になかったと思います。個人的にももっとつないでくるのかなと思っていたんですが、思ったよりも蹴ってきました。その中でうまく対処できたかなとは思います。 --保持の展開で相手のプレッシャーから危ない場面を作られてしまいました。1枚目のボランチに対して、相手が強く来ていました。なので、1枚目のボランチがしっかりパスコースに抜けながら遠いほうのボランチを空けるということは、中で意識しながら改善を図りました。 --後半には高い位置に出て“メッシ”になりかける場面もありました。そうですね(笑)。攻撃の部分は個人的にはいまチャレンジしているところです。守備でまずは無失点に抑えることが大事なんですが、自分の幅を広げるという意味でも、SBのような持ち上がりやポジショニングは意識しているので、徐々にですけど、できるようにはなってきているのかなと思います。