今節、磐田との一戦はすでにチケット完売が発表されている(※車いす席を除く)注目の好カード。倉石 圭二監督はタフな試合を覚悟の上で臨む。
「監督のジョン(ハッチンソン監督)とは(2023年に横浜FCで)一緒にコーチをやっていたので、どういう感じでやってくるかは多少把握している。ただ、それでも止められないところはある」 言わずもがな、磐田の選手の質はJ2屈指。圧倒的なボール保持率を誇り主導権を握ってくる。そんな相手に対して、倉石 圭二監督は「押し込まれる時間帯は長くなる」としながらも、「そこから奪ったボールをしっかり前に入れていくことは肝になる」と鋭い攻守の切り替えで勝機を見いだそうとしている。
その上で大きな期待がかかるのは、チームが誇るマルクス ヴィニシウスとウェズレイ タンキの強力2トップ。直近4試合こそ彼らにゴールは生まれていないが、指揮官は「それでも2人はチームのストロング。その優位性は使っていきたい」と自信を持って送り出すつもりだ。
対する磐田は現在、よもやの3連敗中。直近5試合で勝利がなく、失速感は否めない状況だ。磐田のここ3試合の敗戦はいずれもカウンターを得意とする相手に喫したもの。高いボールポゼッション力が相手の守備の圧力に屈してピンチを招く場面が散見されていることを考えれば、素早いトランジションから縦への推進力を発揮する今治に対しても大いに警戒を強めなければならない。
お互いにカギとなるのはポゼッションとトランジション。どちらの強みがより発揮されるのかが見ものだ。
[ 文:松本 隆志 ]
