2025/5/6 (火) 15:53 KO
第14節
徳島ヴォルティス
徳島
0
-1
サガン鳥栖
鳥栖
20'
入場者数: 7,997人
天候: 曇|気温: 17.7℃|湿度: 63%
両チームが好ゲームを演じた中で。勝者は、今津佑太が核となった鳥栖
サガン鳥栖
MF 33
--中2日の試合でしたが、みんながしっかりと足並みをそろえて統一感を維持して戦えていた印象です。落ち着いて試合に入れましたし、最近は相手を見てどういう引き出しを自分たちが出していくのかを個人的にはこだわっていました。そういう意味では相手をしっかり見て、能動的に自分たちがボールを握る場面が多かったので、そういう意味では中2日とか関係なく、みんなが相手をしっかり見て、自分たちの良いものを出すことができたんじゃないかなと思います。 --リードしたことでそこからの試合運びについては、ピッチ上で考えることも多かったのではないでしょうか。2点目を取れればベストでしたし、最後のほうはカウンターで仕留めにいったシーンもありましたけど、リードしていたのでそこは賢く、ある程度構えながらというところはあったと思います。正直、(2点目を)取りにいきたかったんですけど、後ろの感じと前の感じを見ながらうまく守れたかなと思います。 --相手のシュートに対して、体を張ってブロックするシーンがこの試合では非常に多かった。キワのところの意識の高さを感じましたが、どうでしょうか。シンプルに前節の千葉戦では1本のシュートでやられてしまったということがありましたし、そこはこの試合に限らず、毎試合みんながゴール前で体を張るというところは求められているところ。勝つためにはそういったことが必要だと思うので、当たり前のレベルが上がってきているんじゃないかなと思います。
--前々節・大分戦では前半のみの出場。悔しさも感じていましたが、近い間隔でまた先発のチャンスが巡ってきました。やることは変わらずにという意識で試合に入って、何度かチャンスはありました。僕自身のところではうまくゴールまで行くことはできなかったんですが、それによって高い位置からの攻撃が何度かできたので、そういう意味では良いリズムを作ることはできたのかなと僕自身は思っています。 --中2日のアウェイ戦。コンディション的に厳しい中で全体の統一感をもって戦えていた印象です。試合まで2日しかない中でチームとしてもコンパクトながらに良いミーティングができていましたし、選手同士でもコーチングスタッフからの話でもプレスの行き方などはしっかり共有できていました。それが90分しっかり戦えた要因だったんじゃないかなと思います。 --みんなが勝ちたい気持ちを出し切った勝利だったと言えると思います。この勝利についてはどう受け止めていますか。僕自身は久しぶりのフル出場でしたし、最初から最後までピッチに立って勝利できたことはすごくうれしいです。ただ、満足はもちろんしていないですし、また先発から試合に出られるようにしっかりアピールして、最初から最後まで走り切れるというところは見せていきたいと思います。僕自身、攻撃的なプレーをもっと表現して、得点に絡んでいきたいなと思いますし、攻守にもっと貢献していきたいなと思います。
徳島ヴォルティス
監督
ホームで負けてはいけない。非常に責任を感じています。勇気を持ってゴール前に入っていく人数や質やタイミングなどはもっともっとトレーニングをやっていかなければいけませんが、選手たちはビハインドになった展開でもファイティングポーズをとってゴールを奪いにいきました。セットプレーで1失点はしましたが、そこから追いついて複数得点を取れるようになるためには攻撃の構築も含めて自分自身の責任が大きいと思います。それでも選手たちは最後までゴールに迫る動きは体現してくれました。今日の結果を律して、次節・山口戦に向けてチームと選手と一緒に作っていきます。
サガン鳥栖
監督
今日は堅守を誇る徳島とのアウェイ、そして、(中2日での)連戦。相手は3連勝中で非常に手ごわい相手でした。前節、首位の千葉との試合で勝点1に終わってしまい、その勝点1をより重みのある勝点1にするために今日、選手たちは全力で戦ってくれたと思います。 前半はしっかりとボールを保持しながら相手を動かし、シュートもたくさん打つことができましたし、セットプレーからの得点ということで非常に良かったと思っています。後半は最後、相手のパワー、高さ、クオリティーのある選手たちに押し込まれましたが、私たちはいつも攻撃と守備、両方ともゲームコントロールが大事だということでラスト10分、15分は守備でしっかりと体を張ってゴールを守る。死守する。まさに魂のこもった守備ができたと思っています。 こういうゲームで選手の成長を感じますし、ロッカールームに戻っても一体感を感じています。私たちは非常に若いチームですが、こういう勝ち方をすることによってチームの成長、そして、一人ひとりの成長につながっていくと思いますので、また次はホームで大切なゲームがすぐにありますので、今日は喜びをかみしめて、また次に向かっていきたいと思っています。 --中2日でのアウェイ戦でしたが、そこまで前節から大きなスタメン変更をしなかった印象です。まず、しっかりメディカルスタッフ、フィジカルコーチとも状態を確認して、私自身も昨日のトレーニングでの選手たちの顔つき、動き、いろいろなことをコーチ陣とも総合的に判断して今日のメンバーを選びました。その中で私たちは平均年齢も若いチームですので、回復力というところでは「自分が試合に出たい」と。今日は何人か主力を(先発から)外しましたが、そういった選手たちからも試合に出たいオーラがギラギラと出ている状況でもありました。そのあたりは私自身もまったく心配はしていませんでした。今日は最後まで走り切れたところを含めて彼らのハードワークに感謝しています。 --チームキャプテンの今津 佑太選手が開幕戦以来の先発でした。得点以上に審判とコミュニケーションをとる姿などキャプテンとしての振る舞いが印象的でした。彼が与えた影響についてはどうご覧になっていますか。若いチームの中で彼の経験、メンタリティー、そして得点を取ってくれたこと。何よりも守備ですよね。パーフェクトなパフォーマンスを発揮してくれたと思います。開幕戦で肉離れして長い期間離脱してしまいましたけど、ようやく私たちの大黒柱が帰ってきたなと思っています。
徳島ヴォルティス
MF 14
玄 理吾
5連戦4戦目で普段はリーグ戦に出場していない選手が今日のように出場した中で勝ち切れなかったことは悔しいです。 --玄選手が出場して表現しているプレーの多くは昨季以上に相手の脅威になっているように見えます。何か意識的に変化を加えているプレーはありますか?前への意識というか、1人ではがすことを中盤でも相手陣地でもできると思っていて、それが自信にもなっているので、その先を意識しています。前向きなプレーと積極的なプレーが増えたから相手に怖さを与えられているかなと思いますが、結果につながるプレーをできていないので突き詰めていきたいです。 --チームに困っている状況が起きると、玄選手に預けておけば解決してくれるというようなプレーも垣間見えました。試合前にも味方の選手には「困ったら自分に出してくれていいよ」と声をかけています。その信頼をチームメートから得られていることはありがたいです。とにかくボールを受けないとゲームコントロールは難しいので、ボールを引き出せていることは良いことだと思っています。 何がきっかけでそういうプレーが増えているかは考えたことがなかったですが、試合を通してみても1つそういうプレーを出せると味方にも良い感触を与えられるというか、ここで理吾に預けるとパスが通るという認識になってくると思うので、そういうプレーを増やしていくことが良いのではないかと思っています。
DF 2
田向 泰輝
今日は正直に言って結果がすべてです。個人的にもひさびさに先発した中で、とにかく結果を求めてやっていました。自分のプレーどうこうというよりも、結果に結びつかなかったことがすべてです。 --終盤にチームが発した猛攻のエネルギーは、徳島がこれまでの良いシーズンに表現できていたものと同じものを感じました。それは僕も同じ感想です。終盤の期待感というのは2020シーズンに(J2で)優勝したときも、2019シーズンに(J1参入)プレーオフを勝ち上がったときもあったものです。上に行くチームは試合展開がビハインドであろうが、引き分けの状況であろうが、終盤に期待感のある攻撃が続いていく雰囲気があるものだと思います。そういう状況を作れていることは良いことだと思います。でも、そこで満足しないようにしたいです。 --その雰囲気はどうやって作るものだと思いますか?要因がなんだったのかは分かりませんが、呼応するようにスタジアムにもその雰囲気がありました。 今季は前に前に矢印を向けて進んでいく戦い方にチャレンジしている中で、終盤は余計にそれが強く相手のゴールに向かうということが形としても表れたのかもしれません。みんなの矢印がとにかく相手のゴールに向かっていたし、メンタル的なことも含めてみんなの気迫がありました。もしかすると普段はリーグ戦に出ていない選手が多かったことも影響はしたかもしれませんが、誰が出場してもそういう雰囲気を作り出すための一歩になれたらいいなと今日の試合で感じました。