ともに前節から中2日で迎える変則的な5連戦の4戦目。両者とも体力的には疲労の蓄積があることは明らか。しかし、ここが正念場だ。
徳島の興味深いポイントを挙げると、5連戦の2戦目となった前々節・秋田戦では、その前の明治安田J2第11節・富山戦から先発を8人入れ替えるという大胆な采配を決行して快勝を収めた。メンバーを大幅に入れ替えた中でもコンセプトを表現できることが証明された中、今節に向けても選択肢の幅はある。また、前節・甲府戦で今季初の3連勝を挙げたことで勢いもついた。
鳥栖は主軸が固まりつつあって連係も向上中。特に開幕後に守護神の座をつかみ取った泉森 涼太を軸にして、3バックの小川 大空と森下 怜哉と井上 太聖が全試合に出場する中で守備陣の安定感も出てきた。また、2022年からの2年間、育成型期限付き移籍で徳島に在籍していたボランチの櫻井 辰徳が好調そうで、ここまで全試合に出場して2アシストを挙げている。
混戦が続く今季のJ2だが、この連戦期間を終えると前半戦の序列はハッキリしそうだ。結果次第でポジションを左右する重要な5連戦4戦目、その結末はいかに。
[ 文:柏原 敏 ]


