序盤戦から首位をひた走る千葉に対し、開幕戦で敗れて以降、負け知らずの4位・今治。注目の上位直接対決となる。
ハイペースで勝点を積み上げてきた千葉だが、ここ3試合は勝利がなく、やや足踏み状態が続いている。
前節は国立競技場を舞台に約5万人の観衆が見守る中で3位・大宮との一戦に挑むも、接戦の末に惜敗。7試合ぶりの黒星を喫した。悔しい結果に加え、その試合でカルリーニョス ジュニオが退場となり、今節は前線の軸を1枚欠く形に。一時は『8』まで広がっていた2位との勝点差は『4』にまで縮まり、2戦連続の上位直接対決となる今節は、千葉にとって今後を左右する大きな分岐点になるだろう。
今治にとっては、今季安定的に発揮し続けている力が首位にも通用するかを試す良い機会だ。
現在13試合負けなし。相手の立ち位置にかかわらず、チームとしての惜しみないハードワークをベースに、力強い戦いぶりを見せてきた。特筆すべきは後半からさらにギアを上げて相手を追い込む力。チーム総得点20のうち15点が後半に得たものだ。逆に言えばスロースターターぶりが顕著とも言えたが、前節・熊本戦では序盤から攻守で躍動感のあるプレーを披露し、前半に近藤 高虎が決めた得点が決勝点になって3試合ぶりの勝利をつかんだ。
今治は今季、仙台、大宮との上位対決で堂々たる戦いを繰り広げるも、結果はいずれもドロー。昇格戦線、いや首位争いに本格的に絡んでいく覚悟を示すには、やはり勝点3が求められるところだ。
[ 文:松本 隆志 ]
