ホームに藤枝を迎える山口は、水曜日にJリーグYBCルヴァンカップ1stラウンド3回戦でJ1柏と対戦した。2回戦でJ1鹿島を破るジャイアントキリングを達成し、その再現を狙ったが、結果は0-2。力の差を見せつけられる形での敗退となった。ルヴァンカップでの戦いは終わり、ここからはリーグ戦に集中する。一刻も早く降格圏から抜け出したいところだ。
前節は山形に1-0で勝利し、リーグ戦の連敗を『3』でストップ。今節は柏戦から中3日で臨むこととなるが、志垣 良監督は「(公式戦)3試合連続でホームゲームを戦えること、そして対戦相手も似たようなスタイルを持つチームであることは有利な点」と話している。今季初のリーグ戦連勝を目指し、全力でこの試合に挑む。
一方の藤枝は前節、ホームで上位の大宮と対戦。59分に松木 駿之介が二度目の警告を受けて退場し、数的不利に。そして75分に失点を喫し、0-1で敗戦。痛恨の4連敗となってしまった。大宮戦では前半に良い時間帯を作り、相手ゴールを脅かすシーンもあっただけに、試合後の須藤 大輔監督は「前半にボックス内にあれだけ進入したのであれば、ゴールネットを揺らさないといけなかった。勝負どころをしっかりモノにできるようなたくましいチームになっていきたい」と悔しさをにじませている。
この試合の最大の焦点は、藤枝の組織的なパスワークと山口のアグレッシブなプレッシングのどちらが上回るかだ。
藤枝としては、自慢のポゼッションで山口のプレッシャーをいなして決定機を作り出し、今度こそチャンスを決め切りたいと意気込んでいるはずだ。対する山口としては、前線から激しいプレッシャーを掛けて藤枝のビルドアップを阻害し、高い位置でボールを奪って素早く相手ゴールに迫りたい。
どちらが勝利への執念を見せつけられるか。維新みらいふスタジアムで繰り広げられる熱い攻防に注目だ。
[ 文:田辺 久豊 ]


