アウェイチームは勢いに乗ってやってくる。
徳島はゴールデンウィーク連戦から一気に調子を上げ、4位にまで浮上。連勝で迎えた前節は磐田との上位直接対決で相手にゴラッソを決められるも、失点をその一発に抑える堅守ぶりを見せつけた。それとともにチームの象徴的存在である渡 大生に待望の今季初得点が生まれるなど、勝点1以上の収穫を手にしている。
対するホームチームはここが踏ん張りどきか。
今治は明治安田J2第15節で首位・千葉に敗れて第2節・藤枝戦からの連続無敗記録を止められると、翌節も甲府に敗戦。好調から一転、連敗で重い空気が漂い始めた。
さらに、先週末は天皇杯1回戦でJ3鹿児島と対戦した中、攻守で勢いを欠いて0-2で敗戦。まさかの公式戦3連敗となった。
後半に強さを発揮する今治としてはらしくない、終盤での失点がかさむとともに、公式戦3試合続けてノーゴールと攻撃面でも勢いが失われている状況だ。倉石 圭二監督は今節を前にした練習で「原点に戻ろう」と、チームが本来強みとするハードワークにフォーカス。愚直にピッチを駆け、迷いなくボールを奪いにいく能動性を選手たちに説いた。
両チームは今季、JリーグYBCルヴァンカップ1stラウンド1回戦でも対峙しており、その際はお互いにサブ組中心で戦う中、2-1で今治に軍配が上がった。今節、徳島がリベンジを果たすか。それとも今治が勢いを取り戻すべくホームで高らかに凱歌を上げるか。
[ 文:松本 隆志 ]
