水戸は前々節・徳島戦、1点ビハインドで迎えた終了間際に寺沼 星文がゴールを決めて土壇場でドローに持ち込んだものの、連勝記録は『8』で止まってしまった。そうした状況下で挑んだ前節・秋田戦。秋田の前への圧力の強さに苦しみつつも、安定した守備で秋田の攻撃をはね返し、8分と62分にスキを突いてゴールを奪い、勝利を収めた。連勝記録が途絶えても、調子を落とさないところに今季の水戸の強さを感じさせた。
一方、富山は千葉と仙台という上位陣に連勝。いま最も勢いに乗っているチームの1つと言えるだろう。安達 亮監督が就任してから徹底しているポゼッションスタイルの質が高まり、上位が相手でも守備組織を崩す力を身につけている。明治安田J2第17節に行われた水戸との前回対戦では、0-1で敗れたとはいえ、ボールを保持しながら多くのチャンスを作り出すことができていた。今節、首位チーム相手に勝利をつかもうと士気高く臨んでくることが予想される。
上回るのは、水戸のプレスか、富山のパスワークか。両チームのスタンスとスタンスの戦い。制するのは、果たしてどちらのチームか。
[ 文:佐藤 拓也 ]