勝点40の11位・いわき、勝点39の12位・甲府と上位進出を狙う両クラブによる直接対決。ここ最近の流れで言えば、いわきは急速に勝点を上積みしている一方で、甲府は失速気味だ。いわきの勢いか、甲府の再起動か。1点を争う緊迫した試合になるだろう。
いわきは前節・水戸戦をドローで終え、連勝が『3』でストップ。ただ、悲観することなく、攻撃面の精度向上と守備時のリスク管理を念頭に置き、ホーム2連戦の2試合目となる今節に向けて準備を進める。
攻撃陣に目を向けると、
キム ヒョンウ、そして明治安田J2第18節・熊本戦を最後に得点から遠ざかっている
熊田 直紀がゴールに近い位置でプレーできており、シュートの場面も訪れている。あとはそのチャンスをゴールに結びつけるだけだ。
前回対戦はペナルティーエリア手前でボールを回すことに終始し、守備ブロックを攻略できず、0-1で敗れた。ただ、当時から5カ月以上が経過し、チーム状況は大きく異なる。攻撃パターンを多く作り、完成度の高さは上がっているため、あとはゴール前の最後の質がものを言う。また、10周年記念ユニフォームの着用も今節が最後。しっかり勝利して“キングレッド”の矜持を示したい。
甲府は直近4試合で1分3敗と、なかなか勝点3が取れていない。前々節・鳥栖戦で敗れ、前節・秋田戦はかろうじてドロー決着。大事なホーム2連戦で勝点1と足踏みしている。ただ、いわき戦では過去2勝3分と負け知らずというデータがある。相性の良さを味方につけ、ここで未勝利の流れに終止符を打ちたい。
[ 文:柿崎 優成 ]