さかのぼること約半年前。明治安田J2第8節で長崎は今季からJ2に昇格してきた今治と対戦した。この試合では守備のもろさを露呈して1-4と完敗を喫し、今季初の連敗。その後も勝てない試合が続き、開幕からの好調が一転、順位が一気に下がるきっかけとなった。
今季ここまで明確な完敗を喫したのは、この今治戦と第18節・水戸戦(0●3)の2つ。水戸との対戦は第37節に控えている中、まずは今節が雪辱を果たす1つ目のチャンスになる。
守備は3試合連続無失点中と安定感が増しており、前節は笠柳 翼と澤田 崇で構成する左サイドから甲府の守備を攻略して4得点を挙げた。攻守ともに改善が顕著に見られるこのタイミングで今治と対戦できることはポジティブな材料だ。
対する今治は現在3試合勝利がなく、前節・山口戦では先制しながらも終盤に同点ゴールを許して勝点1の獲得にとどまった。J1昇格プレーオフ圏までは勝点8差で、昇格への可能性をつなぐには勝利を重ねる必要がある。
長崎・マテウス ジェズス(17得点/得点ランキング1位)と今治・マルクス ヴィニシウス(13得点/同2位タイ)というJ2得点王を争う2人の対決にも注目だ。彼らが活躍するには、DF陣やMF陣がどれだけ良い形でボールを渡せるかも重要になる。より多く得点を挙げるのはどちらのチームになるだろうか。
[ 文:椎葉 洋平 ]
