両チームの対戦は、ともにJ3に在籍していた2022年以来。今季開幕から勝利のない19位・宮崎と、首位・大宮と勝点1差の4位・藤枝がJ2に舞台を変えて激突する。
リーグ戦では3週間ぶりにホームで戦う宮崎は、9日にエース・土信田 悠生のG大阪への完全移籍が発表された。チームにとっては大きな戦力ダウンとなるが、ここで台頭する選手の出現にも期待したい。その筆頭に挙げたいのが、村越 凱光だ。松本から今季加入したばかりだが、現時点でのシュート数はチーム1位。ここまでは1得点にとどまるが、前々節・仙台戦で見せたスーパーゴールは記憶に新しい。
土信田 悠生の移籍を受け、村越 凱光は「誰にでもチャンスがあると感じるが、宮崎でJ1に上がるのが一番早い。なんとしてもプレーオフ圏内に入れるようにやっていく」と意気込んでいる。

ここまでチームトップのシュート数を記録している村越凱光
一方の藤枝は、槙野 智章監督が明治安田J2・J3百年構想リーグから指揮を執る。今季はユニークな戦術ボードでも注目を集め、開幕5試合で3勝を挙げて好スタートを切っている。
注目したいのは、上畑 佑平士。産業能率大卒業後の5シーズン半を福島で過ごし、今季から藤枝に加入して“個人昇格”を果たすと、攻守の要として好調なチームを支えている。宮崎の大熊 裕司監督は、C大阪U-18時代の恩師。J2での再会で、より成長した姿を見せたいところだろう。

恩師との再会を迎える上畑佑平士
宮崎が巻き返しの足がかりをつかむか、藤枝が上位争いを優位にするか。熱い戦いに期待したい。
[ 文:高浜 確也 ]