栃木Cは今矢 直城監督が就任5年目を迎える。攻撃的マインドを徹底した『アタッキングフットボール』を掲げ、昨季のJ3ではリーグ最多タイの69得点を記録し、勝点77を積み上げて優勝。3シーズン連続の昇格を果たした。
2026年は百年構想リーグを経て、2026/27シーズンからJ2に参戦。クラブは4季連続昇格によるJ1昇格を本気で視野に入れている。
大栗 崇司社長が「J2以上の舞台で戦い抜き、J1昇格を実現するための資金注入」を明言するとおり、今オフは大型補強を実行。横浜FCから鈴木 武蔵、FC東京から山下 敬大、金沢から西谷 和希を迎え入れ、最大の目玉として浦和で活躍した元スウェーデン代表FWダヴィド モーベルグを完全移籍で獲得した。さらにディフェンスラインには小池 裕太や知念 哲矢ら実績ある選手たちを加え、戦力は飛躍的に向上した。
プレシーズンは新旧戦力の融合と攻撃的マインドの浸透に注力。この開幕戦を「これまで貫いてきたアタッキングフットボールが、経験豊富な仙台相手にどこまで通用するか、試金石となる一戦」(今矢 直城監督)として位置づける。ここで勝利をつかめば、チームの勢いは一気に加速するだろう。
一方、昨季J2で7位に終わった仙台は、森山 佳郎監督が指揮3季目を迎える。高強度の攻守を継続し、J1昇格に向けた基盤固めに取り組む。今オフは補強を最小限に抑えつつも、岡山から岩渕 弘人、いわきから五十嵐 聖己らピンポイントで即戦力を獲得。昨季までJ1昇格争いを演じた主力メンバーを軸に、百年構想リーグを戦う。
[ 文:鈴木 康浩 ]

