両チームは2017年度の天皇杯4回戦で対戦した過去があり、長野Uスタジアムで行われた一戦は磐田が1-0で勝利を収めている。これが通算二度目の対戦で、Jリーグが主催する公式戦では初顔合わせとなる。
志垣 良新監督の下で再出発を図る磐田は、2026/27シーズンでのJ1昇格という目標に向かって、この特別大会では結果と成長の両方を追い求める。そのために約1カ月のプレシーズンでは、「立ち返る場所」(志垣 良監督)と位置づけるベースの構築に着手してきた。
この期間は攻守両面にアプローチしてきたが、より優先してきたのは守備のほうだ。守備対応の際には体の向きや姿勢といった細部にまでこだわりながら、「守備は去年に比べて明らかに積み上げられているというのを感じられている」と植村 洋斗。その変化はトレーニングマッチを経て徐々に表れている。その中で迎える開幕戦は、「やってきたことを表現してみる」(志垣 良監督)ことにフォーカスし、プレシーズンでの積み上げを示す場となる。
対する藤本 主税監督体制2年目の長野は、2024年まで磐田に在籍した藤川 虎太朗が主将を務め、開幕戦でヤマハのピッチに戻ってくる。慣れ親しんだ場所で、チームの中心選手として成長した姿を見られるのも、カテゴリーの違うチーム同士が真剣勝負を繰り広げる特別大会の楽しみなポイントとなる。
[ 文:森 亮太 ]
