チームの大黒柱だったマルクス ヴィニシウスや成長株のドリブラー・横山 夢樹ら、昨季の主軸となった選手の多くがチームを去った中、新たに加わったのはエジガル ジュニオ、駒井 善成、孫 大河らすでにJの舞台で実績を残している計算のできる戦力のほかに、久保 恵音ら5人のルーキー。また、一足遅れて1月17日にはJ初参戦となる大型ブラジル国籍DFのガブリエル ゴメス、開幕直前の4日にはロドリゴ ソウザと古山 兼悟の加入も発表された。
大きく顔ぶれが変わった中、2年目の指揮となる倉石 圭二監督は今季のチーム作りで“ゼロ”にこだわる。
「昨季、ハードワークはやってきたが、今季は無失点、ゼロにこだわるところを見直そうと。厳しさという意味での甘えもゼロ。そして、相手の戦闘力もゼロにする」(倉石 圭二監督) 多くがベールに包まれたままのプレシーズンを経て、新体制のお披露目となる開幕戦で対峙するのは金沢。昨季途中に就任した辻田 真輝監督の下で戦うチームは選手のラインナップに動きは少ないが、昨季からの積み上げを生かしながらチーム内競争を促す形で強みを発揮してくるだろう。
昨季11得点を挙げたパトリックに加え、186cmとサイズのあるブワニカ 啓太を迎えて攻撃を強化。迫力を増した金沢の強力攻撃陣を前に、新生・今治は今季キーワードに掲げる“ゼロ”を遂行することができるだろうか。
[ 文:松本 隆志 ]
