“最多得点・最少失点”を目指すチームとしては、複数得点の試合を続けること。そして失点をゼロに抑えることを目標にしたい。その意味でも、相手のペースになった時間をどう自分たちの流れに引き戻すか、失点を喫しないかは1つのテーマになる。前節の後半、松本に主導権を明け渡した時間帯があった。昨季終盤のように失点を重ねなかったのは前向きではあるが、その時間をピッチ内での修正や選手交代などでうまく耐えて勝利につなげたいところ。
今週に入って、21歳のブラジル国籍MFカウアン ディニースの加入が発表され、すぐにチームにも合流。一方で昨季までの中盤を支えたアルトゥール シルバが湘南へと完全移籍することになった。選手の入れ替わりがある中でも、チームは熱血漢の宮沢 悠生監督の下、集中して次の試合へ向けた準備を進めている。“大宮の戦い方”で連勝を狙う。
札幌は今季から川井 健太監督が就任。開幕戦ではいわきを相手に0-1で敗れてしまったものの、キャンプ中から丁寧なビルドアップにトライしていることがうかがえた戦い方だった。大宮は前線から激しくプレッシャーに来るチーム。いわきに続き、強度の高い相手になる。札幌としてはそれをいかにかいくぐり、前線にボールを届けられるかがポイントになりそうだ。
また、前節は出場機会がなかったものの、昨季途中に大宮から札幌へ完全移籍した浦上 仁騎は強い気持ちを胸にNACK5スタジアム大宮に乗り込んでくるはずだ。大宮アカデミー育ちでチーム愛にあふれていた29歳との再会を、サポーターや選手・スタッフも心待ちにしていることだろう。
[ 文:田中 直希 ]

