栃木Cは前節、ホームで仙台に1-4と敗戦を喫した。今矢 直城監督は失点シーンを振り返り、「自分たちが重視する原則から外れ、細かなミスが重なった」と悔やむ。昨季のJ3ではあまり感じなかった高いクオリティーで、相手にスキを突かれて次々とゴールを許した。ただ、局面の強度では十分に渡り合えており、前半の停滞から後半に修正を加えて盛り返した時間帯があったことには一定の手ごたえを得ている。また、前節は新加入選手を8人起用した。連係の精度向上が今後のカギとなるだろう。
今回対峙する秋田は、フィジカルと局面のバトルに定評のあるチームだ。長崎時代に何度も秋田と対戦した経験を持つ加藤 大は、「試合後の疲労度が全然違う相手」と警戒を強め、「バトルで上回った上で、自分たちの良さを最大限に出さないと勝てない」と気を引き締めている。
クラブとして勢いをつけてきた栃木Cにとって、ホームでの連敗は避けたい状況。前節の反省をしっかり生かし、修正を効かせた戦いを見せられるか。
一方の秋田は前節、J1から降格してきた湘南とアウェイで対戦。2-1で勝利し、勢いに乗っている。新加入の梅田 魁人がPKで先制点を奪うと、一度は追いつかれたものの、72分に鈴木 翔大が決勝ゴールを決めて今季初白星を飾った。
7年目の指揮となる吉田 謙監督の下、今季も「タフでゴールに向かう強い矢印」を持った選手たちが躍動。EAST-Aグループのダークホース候補として、早くも存在感を発揮している。
[ 文:鈴木 康浩 ]

