磐田は志垣 良新監督の下でシーズンをスタートし、90分での勝ちがない状況が続いている。そんな現状について井上 潮音は「自分たちがすごく試されている状況だと思う。次の試合は必ず勝利が必要になるし、周りからの評価を変えていけるようにしたい」と強調する。この苦境をチーム全体でどう乗り越えていけるかが問われている。
攻守に課題はある中、志垣 良監督があらためてチーム全体に求めているのは強度だ。
「もう一度強度のところに立ち返って、そのベースがあるからこそ上積みできる。その土台がないと、上に積み上げたものはぐらついてしまう。そこをもう一度見つめ直そうとしている」(志垣 良監督) 特に相手のボール保持者に寄せるスピードに関しては強く求めており、直近2試合のテーマでもあった。最終ラインからボールをつなぐことを徹底してくる福島に対し、素早い切り替えと球際へのアプローチの速さで上回り、「相手がイヤがるくらいの守備をできるか」(志垣 良監督)が磐田側の焦点となる。
対する福島は開幕から失点が多い形で敗れているが、独自のスタイルを徹底して果敢なトライを続けている。チームの舵取り役を担っているのが2023年まで磐田に在籍していた針谷 岳晃だ。2年連続で主将を任され、今季から10番を背負う針谷 岳晃が慣れ親しんだピッチでどんなプレーを見せてくれるのかにも注目したい。
[ 文:森 亮太 ]
