昨季はJ2で残留を争った富山と愛媛がぶつかる。J2残留を果たした富山は攻撃サッカーに磨きをかけており、J3に降格した愛媛も大木 武監督を新たに招聘して攻撃的なスタイルで巻き返しを図っている。攻撃にこだわってチーム作りを進めている両雄の激突は、ゴール前のシーンが数多く生まれるスリリングな展開が期待できる。
富山が高知市でキャンプを行っていた1月25日、両チームは45分×3本のトレーニングマッチを行った。双方が持ち味を出して攻め合った結果、愛媛が合計5-3で勝利を収めている。プロ入り後から昨季まで愛媛に3年間在籍し、今季から富山に加わった
谷本 駿介は「結果を強く求めていきたいと思っている。愛媛も良いサッカーをしてくるだろうが、絶対に勝ちたい。お互いにやりたいことは似ている。ゴール前のチャンスでどっちが決めるかという勝負になる。自分たちがより多くチャンスを作っていきたい」と意気込んでいる。
富山はホーム開幕戦となった前節・FC大阪戦で今季初めて無得点に終わったものの、PK戦で競り勝った。今節はホームでの今季初ゴール、そして勝点3の獲得が目標だ。前述のトレーニングマッチでは愛媛のカウンターアタックから失点を重ねていたため、攻撃時のリスク管理や攻め切ることがポイントになるだろう。
一方の愛媛は前節、徳島との“四国ダービー”に臨み、0-1の惜敗。
前田 椋介や
日野 翔太らを中心に押し込む時間を作るなど、攻撃面は充実ぶりがうかがえる。今節は押し込んだところから得点を挙げ、今季初の90分での勝利をつかみたい。
[ 文:赤壁 逸朗 ]