開幕戦で勝利を収めたあとはJ2クラブ相手に連敗を喫したが、前節・山口戦は0-0からのPK戦で勝利を挙げた。開幕から3試合続けてCKから先制点を与えていた中、山口戦ではセットプレーの守備が崩れず、今季初のクリーンシートを記録した。
一方、攻撃は2試合連続無得点に終わり、3得点を記録した開幕戦から徐々に失速している。今季は大卒ルーキーが多く出場機会を得ており、全試合出場中の田制 裕作、前節で初先発を果たした篠田 大輝、すべて途中出場ながら3試合に出場した星 景虎などがプロ初得点を挙げることでチームに勢いをもたらしたい。
一方の琉球は、鳥取とは対照的に開幕から4試合のうち3試合をホームで戦い、2勝2敗。2勝はどちらもPK勝ちであり、今節は今季初の90分での勝利を目指す。
守備面を見ると、4試合を終えてWEST-Bグループでワースト2位となる7失点を喫している。唯一無失点に抑えた前々節・滋賀戦も無得点に終わっており、攻守のバランスが喫緊の課題となっている。また、鳥取と同じく2試合連続で無得点に終わっているため、昨季チーム最多タイの7得点を挙げた富所 悠、今季チームファーストゴールを挙げた浅川 隼人などの爆発に期待がかかる。
前節・宮崎戦終了後の会見で平川 忠亮監督は「(ボールを)奪ったあとのつなぎにはまだ課題があるが、それでも前進へのチャレンジで足りない部分がハッキリ見えて、収穫のある試合だった」と語っている。今節、その足りない部分を表現できるかどうかが勝敗のカギを握るかもしれない。
[ 文:石倉 利英 ]
