「いろんなものが見えたという意味では価値ある試合でしたし、『百年構想リーグ、良いな』というような貴重な1試合だったなと。選手たちがいろんな面での足りなさというか、技術も走力も強度も自信も、ピッチの中で『この人たち(相手)よりまだ足りないかも』というのを練習試合じゃない公式戦で体感したのはすごく良かったと思います」 ただ、同時に悔しさも感じている。その感情には、敗戦という結果以外のところに重きが置かれていた。
「横浜FC戦は消化不良というか、『もうちょっとやれるだろ』というのが正直なところ。やれるところを表現して、それで負けましただったらしょうがないのですが、すごく消化不良だなと」(沖田 優監督) いつもならできるはずのプレーができなかった。出し切った末の完敗ではないところに悔しさをにじませた。今節の相手も“元J1”クラブ。結果を求めつつ現在地を再確認するには、まずスタイルを貫き、力を出し切らなければならない。
群馬と対峙する湘南は現在、首位と勝点3差の3位。開幕戦こそ敗れたものの、以降は90分以内での敗戦はない。前節は山形を相手に一度は追いつかれながら、終了間際の劇的なゴールで勝星を得た。
横浜FCと同等かそれ以上の圧をもって前に出てくる湘南に対して、群馬はいまできることをどれだけ出せるのか。ホーム戦だけに、勇気を持ってスタイルを貫きたい。
[ 文:沖永 雄一郎 ]
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